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2012年マネー大予測!

更新日:2011年12月11日

2012年注目の新興国の投資先はココだ!

2012年に注目の投資先はなんといっても中国でしょう。中国は2010年第2四半期以降、世界的な株高に乗れず、株価は低迷してきました。しかし、2011年ついに中国は金融緩和に動き出したのです。

遂に金融緩和に動き出した中国

その一方で、中国ではようやくインフレが収まってきました。2011年11月末、中国人民銀行は3年振りに預金準備率を引き下げました。引き下げ幅は0.50%と控えめでしたが、中国政府が中国経済の失速を心配しており、インフレ対策と同じくらい経済成長に軸足を移してきていることが明確になりました。

目先の経済統計を見てみると、中国の景気は相当スローダウンしてきている一方、インフレの目安となる消費者物価指数はかなり下がってきています。2011年11月の消費者物価指数(CPI)は、予想では前年同月比4.4%増が見込まれておりましたが、結果は4.2%増となりました。ということはここから一段の金融緩和が期待できるところです。

中国だけで考えれば、ここから金融緩和局面に入っていき、2012年第1四半期の数字が、相当スローダウンしていることが明らかになれば、中国は明確な緩和策をとってくるのではないかと思われるところです。

金融緩和は当然株価にはプラスに働きますので、このシナリオ通りでいけば、2012年前半は難しいですが、2012年の秋口あたりから株価が上昇していくというシナリオが描けます。現在と同じような状況にある2004年も、大体インフレがピークを打った1年後にインフレが落ち着き、株価も上昇基調に入っていきました。

もっとも株価は中国国内の要因だけでは決まりません。その時の欧米の株価の状況によっても大きく左右されます。欧州ソブリンリスク問題がクラッシュするなどしておれば、中国経済、株式市場も無傷ではおれませんので、いかに中国が金融緩和に転じようとも、株価は下がっていってしまいます。

しかし、欧米がクラッシュしなければ、2012年の秋ごろには中国は緩やかな上昇局面に入っていけると思います。そう考えていけば、欧米の状況を見ながらということにはなりますが、2012年の夏頃までは割安になった中国株を買うチャンスであるように思うわけです。


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戸松 信博

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