暮らしの歳時記/正月の行事・楽しみ方(年末年始)

震災を考慮し、年賀状で悩んでいる方へ

今年は震災を考慮し、年賀状を出すか出さないか、出すとしてもいつも通りでよいのかなど悩んでいる方へ。解決策と、判断材料となるお正月の意味や年賀状の役割をお伝えします。

三浦 康子

執筆者:三浦 康子

暮らしの歳時記ガイド

年賀状

年賀状と向き合うことで得られることがあります

今年は震災を考慮し、年賀状を出すか出さないか、出すとしてもいつも通りでよいのかなど、悩んでいる方が多いようです。これは被災された方に対してのみならず、他の方に対しても同様で、私も幾つか取材を受けました。

こうしたお悩みの判断材料になればと思い、年賀状についてお話します。


なぜ「明けましておめでとう」なのか?

まずはお正月について簡単に説明します。正月行事の由来を知っておくと、年賀状を考えるのに役立ちます。

おなじみの正月行事は、新年に幸せを授ける年神様を家に迎えるためにできました。年神様は祖霊神(ご先祖様)、山の神、田の神でもあるため子孫の繁栄や五穀豊穣を司っており、門松、注連縄、鏡餅、おせち、お年玉など一連の正月行事は、年神様を迎えて・もてなし・送るための行事です。

年神様は元旦に日の出とともにやってきて(これが初日の出)、私たちに新しい年の魂を分けてくださると考えられており、年神様の御魂が宿った餅玉(これが鏡餅)を分けたり(これがお年玉)、食べたり(これがお雑煮)することで新しい年を生きる力をもらい、供物(これがおせち)を年神様と共に頂いて(祝い箸でおせちや雑煮を食べること)幸せを授かるとされています。昔は元日に一斉に年をとる数え年だったので、年神様から新しい魂を授かるということは、理に適っていたのです。

このような由来から、正月を迎えることが特別な意味をもち大変めでたいため、「明けましておめでとうございます」と挨拶を交わし、無事に年を越せた感謝と新年の希望を込めて、正月を祝うわけです。

※詳しくはこちらをどうぞ
そうだったのか!正月行事の由来
お正月ニッポンプロジェクト(外部サイト)


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