Roots & Beat coffee …代々木VILLAGE

街を変えるエナジーを秘めた、クリエイティブな商業施設 

カフェ好きであれば、代々木にはDADA CAFE（ダダカフェ）という素敵な隠れ家を一軒お持ちだと想いますが、一般的には学生や予備校生が多い街という印象の強かった界隈。その一角に2011年11月、この街がいっきに東京で最も訪れたいスポットのひとつへと変身しそうな商業施設が誕生しました。
代々木ゼミナールの旧校舎跡地に「代々木VILLAGE（代々木ヴィレッジ）」をオープンさせたのは、小林武史氏率いるkurkku（クルック）。
サザンオールスターズをはじめ多数のミュージシャンのプロデュースなどで知られる小林氏のもとに、各ジャンルで活躍する第一人者が集結。大沢伸一氏（音楽プロデューサー）、ワンダーウォールの片山正通氏（インテリアデザイナー）、笹島保弘氏（イタリアン「イル ギオットーネ」オーナーシェフ）、西畠清順氏（植物を求めて世界を駆けめぐる“プラントハンター”）らが600坪を超える広い敷地にイマジネーションをひろげ、魅力的な新世界を創造しました。
敷地内はコンテナをいくつも連結して店舗をつくったゾーンと、奥のレストラン／バーのゾーンに分かれています。
入口すぐのコンテナゾーンに並ぶのは、コーヒースタンド「Roots & Beat coffee」、天然酵母のパン屋さん「pour-kur（プルクル）」、洋書店「POST」、食べることと体の関係を考えた新鮮なジュースとスープのお店「Drink & Soup kurkku Lab」、居酒屋「TAKO YOYOGI」など。2階にはアパレルを中心としたライフスタイルショップ「one mile wear by URBAN RESEARCH」などが展開されています。

庭を彩る驚異的な植物たちを見て楽しみながら奥へ歩いていくと、メインとなるイタリアンレストラン「code kurkku」とミュージックバー「BAR」が洗練された姿を現しました。このバーは、音楽に強いこだわりをもつ小林・大沢両氏が「心地よい音の最高峰」をめざしたという空間です。

それでは次ページで、コーヒースタンドをご紹介しましょう。