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激しい反抗期を親はどう乗り越える?~【2】思春期

思春期にあたる「第二反抗期」には、なにかと親に反発し、距離を置こうとする子が増えます。親はこの行動をどう捉え、どう接すればいいのでしょうか?

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第二反抗期は「思春期」にあたる時期 

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身体の変化と共に心も不安定になる「思春期」

前回は、「第一反抗期」と呼ばれる2歳前後の子をテーマに、親の受け止め方をお伝えしました。今回は、「第二反抗期」についてお伝えします。

第二反抗期は、小学校高学年から高校生初期ころ。中学時代を中心とした年代に起こります。この年代はちょうど、男の子では声変わりや精通が始まり、女の子では初潮や乳房発育が現れる「第二次性徴」の時期にあたります。

この時期は、一般的には、「思春期」という呼び方の方がなじみ深いと思います。思春期とは、これから20代前半まで続く「青春期」(青年期)を思う芽生えの頃、という意味です。この時期、男の子は大人の男らしく、女の子は大人の女らしく身体が変化していくと共に、心の状態も大きく変化していきます。それまでは親に頼って生きてきた子が、自分で考えて物事を選んでいきたいという欲求が芽生えるのです。

親に反発し、距離を置こうとするのが特徴 

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親に頼らず自分で決めて選択していこうとする時期

親から見ると、この時期の行動は何かと反抗しているように見えます。

たとえば、親と一緒の行動(外食、買い物など)を避け、親の提案で続けてきたこと(稽古事、ファッションなど)には、やたらと抵抗することもあるでしょう。親の生き方や行動を引いた目で見て、「ダサい」「ウザい」などと批評し、馬鹿にすることもあるでしょう。

また親だけでなく、教師や学校、親戚など、大人社会全般にも批判的になったりします。そのため、教師の注意を素直に聞かず、地域活動や親戚付き合いから遠ざかる子も多いものです。さらには、大人社会が決めた常識やルールを破り、同年代の仲間のルールを優先したりすることで、既存の大人の支配からの脱皮を試みる行動もよく見られます。

このような態度は、子どもの方から積極的に「乳離れ」をしようと試みている証。これを「心理的離乳」といいます。とはいえ、まだ自己も確立されていませんし、身体も精神も発達途上の段階なので、親には危なっかしく見えてしまうもの。けれども、本人は真剣に親の依存から卒業し、親子関係を変えようと試みているのです。

更新日:2011年11月17日

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