筋トレ・筋肉トレーニング/筋トレを始める前の基礎知識

筋トレを成功に導くモチベーション術 ~運動継続編~

筋トレ実施に欠くことのできないモチベーション=“やる気”。これが失われてしまうと、すべてが水の泡に。しかし、これまで何度もそんな経験をした――という方は少なくないと思います。今回はそうしたフラストレーション=挫折を経験した方に向けた、モチベーションの高め方をご紹介します。

森 俊憲

執筆者:森 俊憲

筋トレ・筋肉トレーニングガイド

筋肉トレーニングの成功に欠くことのできないモチベーション=“やる気”。これが失われてしまうと、文字通りやる気がなくなってしまうため、それまでどれだけ頑張って体を鍛えていたとしても、すべてが水の泡になってしまいます。しかし、これまで何度もそんな経験をした――という方は決して少なくないと思います。

今回はそうしたフラストレーション=挫折を経験した方に向けた、モチベーションの高め方をご紹介します。

負の自己暗示から抜け出そう

仕事の合間のリフレッシュといえば、コーヒーブレイク。そこに筋肉トレーニングを加えれば、効率が一層アップするはず

仕事の合間のリフレッシュといえば、コーヒーブレイク。そこに筋肉トレーニングを加えれば、効率が一層アップするはず

さて、トレーニングに一度でも挫折したことのある方は、もう一度新たな気持ちでトレーニングを始めようとした時に、こんな考えが頭に浮かびはしないでしょうか?「何度も失敗しているから、今回もきっと続かないはず…」「どうせ痩せられるわけがないんだ」「たぶん続かないだろうけど、一応やってみよう」etc.

このように自分に負の自己暗示をかけ、勝手に自らのモチベーションを下げてしまうということが、よくあります。しかし、ここでよく考えてみてください。なぜ、「どうせ痩せられない」、「続くわけがない」と初めから思ってしまうのでしょう。それは誰が言った言葉ですか? もし誰かに言われたとしても、それは本当のことですか? 絶対に変えられない運命なのでしょうか? 自分には絶対に不可能だという原因を突き止め、その理由まで把握しているのなら別ですが、そんな人はどこにもいないと思います(なぜなら、人間の体は食べなければ体重が減るように作られているからです)。

結局、負の自己暗示というのは、単なる思い込みに過ぎません。実際に結果が出なかった時、自分を無理やり納得させるための逃げ道を作っているだけです。そのように、何の根拠がないにも関わらず、それがいつのまにか悪癖のようになってしまい、結果的に自らが失敗する大きな要因となっているのです。

トレーニングを成功に導くには、まずこの悪癖といえる負の自己暗示を払拭し、自分を信じる力=「自信」を取り戻す必要があります。もし途中で「もうだめだ、できるわけがない」という声が聞こえてきたら、それは一体誰が言ったのか? どうしてそう思うのか? それらを自問自答して思い込みを払拭し、自信を取り戻していく。まずはそこから始めてみましょう。



  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます