一人暮らし/人を呼べるインテリアのコツ

インテリア実例:シンプル&ストレスフリーに暮らす(3ページ目)

仕切りのない広めのワンルーム。白と茶、グリーンというアースカラーを意識して取り入れた、シンプルで開放感のある一人暮らし男性の部屋を紹介します。こだわりのあるモノの選び方がすっきりと気持ちのいい暮らしを実現しています。

河野 真希

執筆者:河野 真希

一人暮らし・簡単一汁三菜レシピガイド


アースカラーにこだわって、癒される空間に

まとまりのあるインテリアを作るために決めているのが「色は3色まで」。室内を見渡してみると、白・茶・緑の3色が中心となっています。「モノを買うときはアースカラーに近い系統の色だけと決めて選んでいます」と、上杉さん。
椅子

アースカラーとは、地球の自然がもつ色合いのこと。観葉植物も置かれた室内では、時間がゆっくりと流れるようです

家具はオーダーメイドやアンティークなどこだわりのあるものを。一番のお気に入りは部屋の真ん中に置かれた、味わいのある木製テーブル。デンマーク製で、時々オイルで磨くなどのお手入れが必要なんだそうです。「高くても長く使えるものを買いたい」という上杉さんですが、植物やエッセンシャルオイルが並んだ小さなチェアは幼稚園からもらってきたものだったり、照明の入ったボックスもリサイクルショップで100円で買ったものだったりと、上手くやりくりしているようです。
ストレスフリーな空間

(左上)茶や緑でまとめられた家具。夜は間接照明で雰囲気も変わる。(右上)お気に入りのテーブル。(左下)キッチンアイテムもアースカラーで統一して。(右下)あちこちに置かれた動物たちも癒しアイテム。「子どものころ、動物園の側に住んでいて、動物好きなんです」と、上杉さん。

また、生活を感じさせるものが少ないのも、部屋をすっきりと見せているポイント。「文字情報が目に入らないように意識しています」と言うように、本棚にも同じ種類の箱を並べて、その中に書類や本など細かいものもしまっています。「実は収納の中は汚くて、隠しちゃっているだけなんですけどね」と恥ずかしがる上杉さんですが、これもモノが少ない暮らしだからこそ実現できることですよね。
収納

(左上)本棚に入れた箱の中には本や書類が。中はごちゃごちゃしても見えなければOK。整理整頓下手でも簡単に真似できる収納術。(右上)バスルームに置かれているのはこれだけ。しかも、鏡に吊るされているので、収納スペースが要らず、使いやすい。(左下)キッチン上の収納。同じケースで揃えて並べると、すっきり見える。(右下)寝具はベッドではなく布団で。畳んで、カバーをかけておくことで、部屋が広く使える。

次は、気がつくと、どんどん増えてしまうモノ。増やさない、散らかさないためのヒントを紹介します>>
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