株式戦略マル秘レポート 横山利香の「儲かる株価チャートの法則」

横山利香の「儲かる株価チャートの法則」

更新日:2011年09月13日

ユーロ急落で103円台!相場の変化を事前に予測する法

ギリシャのデフォルト(債務不履行)に対する懸念が拡大する等、欧州の信用不安が拡大。ユーロ円相場では2011年9月12日、ユーロが急落し、10年ぶりに一時1ユーロ=103円台まで円高ユーロ安が進行しています。ユーロ円の動きは、日本企業の業績にも影響を及ぼします。いつユーロ円相場は底を打つ可能性があるのでしょうか。相場の変化を事前に予測する方法を伝授します。

ユーロ円のこれまでをまず確認

ユーロ円相場は9月12日1ユーロ103円台を付け、2001年以来10年ぶりの安値水準です。まずは、十数年前はどのくらいの水準まで円高ユーロ安が進んでいたのかをチャートで見てみましょう。長い期間のチャートを見る場合には、1ヵ月毎にローソク足が表示される月足チャートを利用します。
 
チャート

ユーロ円のチャート。Infoseekマネーより。拡大画像あり


チャートを見ると、ユーロ安が最も進んだのは2000年10月で1ユーロ88円台、ユーロ高は2008年7月の1ユーロ169円台であることがわかります。丸印をつけました。
 
ユーロの現金が登場したのは2002年1月ですから、仮想通貨の時に安値をつけていたことになります。ユーロは当時、米ドルに次ぐ機軸通貨として期待されていたわけですが、現在はギリシャの債務問題等によって、その存在が脅かされていると言っても過言ではありません。

一目均衡表で変化を予測する

2008年4月以降のユーロ円の動きを表した一目均衡表というチャートを見てみましょう。

チャート

ユーロ円のチャート。Infoseekマネーより。拡大画像あり


チャートの真ん中辺りに網がかかっている部分があります。この網部分を「雲」と言います。そして、雲を囲っている緑と赤の線がありますが、この2つの線の上下がねじれてクロスしている所があります。このねじれを「変化日」と言います。

変化日は文字通り、変化する確率が高い日と考えることができます。変化には、天井や底だけでなく、安値や高値に突き進む日等も挙げられます。

変化日に変化したかを検証

先程のチャートに、変化日に丸印を、そして、1から5まで数字をつけました。

チャート

ユーロ円のチャート。Infoseekマネーより。拡大画像あり


そして、変化日に近い所で、株価が底もしくは天井となっているローソク足にも丸印を付けました。正確ではないですが1から4までは、変化日辺りが相場の天底になっていることがわかりますね。

先行きの予測もできる

一目均衡表チャートの素晴らしさは、5番の変化日にあります。通常は為替の先行きを予測できないわけですが、その先行きの予測に使えるチャートなのです。

5の変化日に、必ず変化が訪れるかはわかりません。しかし、仮に変化すると考えるのであれば、ユーロ円の動きに変化が生ずる日はもう少し先かもしれないと考えることができます。

変化日だからと言って、相場に必ず変化が訪れるわけではありません。しかし、知っておいて損をすることはありません。

ユーロ円相場の動きは株式市場にも影響を及ぼしますので、しばらくはユーロ円の動向から目が離せない日々が続くかもしれませんね。

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横山 利香

FP、検定テクニカルアナリストであるガイドが、自身の豊富な投資体験を元に、注目の投資情報を紹介。

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