新しいけどどこか懐かしいTOLAの空間
中古マンションを購入し、リノベーションして暮らす人が増えてきました。与えられた新品よりも、既存の中古をベースに作る方が、ずっと豊かな住まいができあがるんだと人々が気付いた結果です。「自由設計」型のシステムで住まいづくりを支援するプロフェッショナルも随分と増えてきました。そんな中、ここ数年で新たな動きがおき始めているのを知っていますか?
リノベーションを知り尽くした老舗の「いいトコどり」
いざ理想の住まいをゼロからつくるとなると、クライアントにはかなりの時間と根気が求められます。そして、自分の思いを建築士に伝えることを難しいと感じる人もいらっしゃいます。
そんなところに注目した人たちが始めている「セレクト型リノベーション」。これまでの幾多の住まいづくりで得た経験を体系化し、より簡単に・安く、それでいて質の高いリノベーションが実現できるシステムが続々と誕生してきています。
今回はその中でもリノベーション界の老舗、アートアンドクラフトが大阪発から発信、先日東京でもサービスを開始した "TOLA"をご紹介します(「トラ」と読む。発音は「寅」ではなく「虎」)。
"TOLA"の特徴はアートアンドクラフトの「これまでの財産=設計施工の実績とノウハウ」といえるでしょう。暮らしをとことん考えてつくった自信の間取り集と、人々に支持されてきた厳選の建材パーツとを、あらかじめセレクト。あとは自分に必要なものを好みで選ぶだけというシンプルなシステムです。
プラン集「太鼓判」とは?
"TOLA"では、 "いまの暮らしを大切" にしたプラン集「太鼓判」の28タイプの標準プランをセレクトすることから始まります。
「どんなマンションにも当てはまるの?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、アートアンドクラフトによると"約8割はカバーできる"とのこと。「部屋数が多い方が次に売りやすい」というようなような考えのもと、使われもしない部屋がある3LDKに我慢して暮らすのではなく、いまの生活を大切にした自分たちにフィットする間取りが勢揃い。一方で、シングルや共働きカップル、夫婦+こども1人のみならず、大人の親子ふたりや、兄妹でなど実に多様な現代のライフスタイルにフィットするノウハウがふんだんに詰め込まれています。
自由に選べる素材セレクト集「イチオシ」
厳選されたパーツが並ぶショーケース
いざ完全自由設計で、ゼロからマンションのリノベーションを始めようとすると、巷にあふれる建材や無数のパーツから自分たちの好みに合う物を選んでいくだけで、膨大な時間と根気を要します。また、単に好みだけで選んでいくと全体がコーディネートされずにバランスを崩し、そしてコストは天井知らずという状況に陥りがち。TOLAで使う建材パーツには、これまで根強く支持されてきた人気商品で、かつコストパフォーマンスを兼ね備えたモノだけがあらかじめ厳選されています。それらは、クレームが少ないからなどメーカーの都合で選ばれた無難なものではなく、万人受けはしなくても素材に存在感があり、実際に使ってみて心地いい商品だけを、国内外の有名無名を問わず信頼のおけるメーカーから採用。これらの多くの人々に愛されてきた建材パーツから、好みの素材や色柄を実例で確認しながら選ぶことが出来ます。
自転車用のフック(写真左中央)などの気が利いたオプションも
セレクト型ならではのコストパフォーマンス
"TOLA"の標準工事仕様では、キッチンや浴室などの設備機器はあらたに交換。間取りはもちろん、仕上材もすべてやり替えて全面的にリノベーションします。それでいて工事金額は約600万円(税込)。パッケージ価格なので工事費、デザイン料、監理費も含まれています。そして、建築工事において不安だと言われる、オプションなどの価格体系も明解。もちろん「リノベーション住宅推進協議会」のR1基準を満たす保証も標準採用されています。
セレクト型のメリット・デメリットとは?
いかがでしたでしょうか?ガイドも先日、大阪の "TOLA"モデルルームにお邪魔して、その魅力に圧倒されたばかりです。
では自由設計型よりすべてが優れているのか?というと、そうではなさそうです。どちらにもたくさんの長所がありますが、簡単に言うと「こだわりの住まいをゼロからつくりたい」か「提案の中から好みに合うものを選んでつくりたい」かの違い。自分たちのライフスタイルや世界観、住まいのコンセプトづくじっくりと進めたい、あるいは譲れないポイントやこだわりがある、個性的な住まいをつくりたい方はやはり自由設計型が王道ではないでしょうか?一方で自分の好みも反映させつつ、スタンダードで間違いないものを選びたい方や、自分でゼロから決める自信が無い方はセレクト型の方が気軽ですし、時間とコストが節約できそうです。また、セレクト型サービスはモデルルームが用意されていることもあるので、まずは足を運んで実物を見るところから初めることができるのも嬉しい特徴です。
元々「自由」が一番の売りであるリノベーション。サービスや商品の提供方法においても自由度が増えてきていることは喜ばしいことでないでしょうか?
TOLA公式サイト:
http://www.tola.jp/