ユニークな手作りパン/簡単クイックパンレシピ

ダージリンプルーンの冷たいプリンパン

冷やしておいしいプリンパンの第2弾。貧血予防にもいいプルーンを、ダージリンティーに漬けて、すっきり味に。プリンパンに入れて焼き、ダージリンシロップでいただきます。

松野 玲子

執筆者:松野 玲子

ユニークな手作りパンガイド

ダージリンプルーンの冷たいプリンパン

所要時間:60分以上

カテゴリー:パン・ピザプリンパン

繊細なダージリンの香りを生かしたシロップで食べるパンプリン

卵とヨーグルトで作るプリンのようなパンです。「ブルーチーズとりんご入り」をすでにご紹介しましたが、今回はアフタヌーンティーをイメージして、少し砂糖の量を増やし、ケーキ風にしました。中に入れるのは、ダージリン漬けにしたプルーン。もちろん、ダージリン以外の紅茶でもOKです。暑い日などは、タイ料理に使われるカフィアライム(こぶみかんの葉)も一緒に漬けこんで、柑橘系のさわやかな香りをプラスしてもおいしいです。ダージリンはとても繊細な風味なので、焼き上がったパンプリンにダージリンシロップも添えました。

プリンパンの材料(8×14.5×5.5センチの型2個分)

ダージリンプルーンのパンプリン
薄力粉100g
ベーキングパウダー小さじ1
砂糖大さじ4
2個
サラダ油100ml
ヨーグルト200ml
プルーン大4個、または中6個※
紅茶(ダージリン)ティーバック2包※※
熱湯300ml
ダージリンシロップ
紅茶(ダージリン)1包 ※※
砂糖大さじ3
熱湯100ml
※プルーンはドライ、またはセミドライを使用。※※茶葉を使う場合は、ティーバック1包を小さじ1に替える。

プリンパンの作り方・手順

ダージリンプルーンのパンプリン

1

ティーポットにティーバック2包または茶葉2杯を入れ、300mlの熱湯を注ぎ、指定の時間(3~5分)蒸らす。保存容器にドライ、またはセミドライのプルーンを入れ、蒸らした紅茶を注ぐ。<br />
ティーポットにティーバック2包または茶葉2杯を入れ、300mlの熱湯を注ぎ、指定の時間(3~5分)蒸らす。保存容器にドライ、またはセミドライのプルーンを入れ、蒸らした紅茶を注ぐ。

2

表面をぴったりラップで覆い、プルーンに香りを移す。冷めたら、冷蔵庫に入れ半日~1日おく。<br />
表面をぴったりラップで覆い、プルーンに香りを移す。冷めたら、冷蔵庫に入れ半日~1日おく。

3

薄力粉とベーキングパウダーを合わせて、ふるう。<br />
薄力粉とベーキングパウダーを合わせて、ふるう。

4

別のボウルに砂糖、卵、サラダ油、ヨーグルトを入れ、よく混ぜる。<br />
別のボウルに砂糖、卵、サラダ油、ヨーグルトを入れ、よく混ぜる。

5

4に3を加える。<br />
4に3を加える。

6

ゴムベラで底からざっくりすくいあげるように、粉けがなくなるまで混ぜる。泡立て器に持ちかえて、ダマのない、なめらかな生地になるまでよく混ぜる。<br />
ゴムベラで底からざっくりすくいあげるように、粉けがなくなるまで混ぜる。泡立て器に持ちかえて、ダマのない、なめらかな生地になるまでよく混ぜる。

7

フッ素樹脂加工の型、または、オーブンシートを敷いた手持ちの型に生地を流し入れる。型の8分目くらいまでを目安に。<br />
<br />
フッ素樹脂加工の型、または、オーブンシートを敷いた手持ちの型に生地を流し入れる。型の8分目くらいまでを目安に。

大きなパウンド型1個、またはマフィン型などを使ってもよいでしょう。

8

半日から1日漬けておいたプルーンの水けを拭き、1/4~1/2くらいの大きさに切り、7に入れる。<br />
半日から1日漬けておいたプルーンの水けを拭き、1/4~1/2くらいの大きさに切り、7に入れる。

9

200℃に温めたオーブンで、25~30分焼く。<br />
200℃に温めたオーブンで、25~30分焼く。

ダージリンシロップ

10

小鍋にティーバッグ、または茶葉を入れ、熱湯を注ぐ。指定の時間蒸らしたら、ティーバッグを取り除き(または、茶漉しで漉し)、砂糖を加える。火にかけて、少しとろみがつくまで軽く煮詰め、冷ましておく。<br />
小鍋にティーバッグ、または茶葉を入れ、熱湯を注ぐ。指定の時間蒸らしたら、ティーバッグを取り除き(または、茶漉しで漉し)、砂糖を加える。火にかけて、少しとろみがつくまで軽く煮詰め、冷ましておく。

11

焼き上がったパンプリンは、冷めたら冷蔵庫で冷やし、ダージリンシロップをかけて食べる。<br />
焼き上がったパンプリンは、冷めたら冷蔵庫で冷やし、ダージリンシロップをかけて食べる。

ガイドのワンポイントアドバイス

飲み物を合わせるなら、もちろんダージリンティー。ダージリンは、水色も淡く、香りも繊細です。ポットに茶葉を入れたら、沸騰した湯を高い位置から注ぎ、蓋をして指定した時間蒸らします。ティーバッグでも、湯を注いだらお皿などで蓋をして蒸らすと、香り高い紅茶が淹れられます。(パン制作/松野玲子 スタイリング・撮影/野口英世)

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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