カーナビ・カーオーディオ/カーナビの選び方/使い方

カーナビの選び方2 取付場所で選ぶ

カーナビをクルマにどのように取り付けるかは、カーナビ選びの大きな要素のひとつ。これによって、使い勝手が大きく変わる。今回は、取付場所で選ぶ、マイカーにフィットするカーナビの見つけかた。

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カーナビ(のモニター)を取り付ける場所は、大きく分けてオンダッシュとインダッシュの2箇所だ。オンダッシュとはモニターをダッシュボードの上に装着するタイプ、インダッシュタイプとは、ダッシュボードの中にモニターが埋め込まれるように装着されるタイプで、2DINサイズのAVナビなどが、これに含まれる。DINとは、ヨーロッパの工業規格で、通常クルマでDINサイズといえば、幅178ミリ×高さ50ミリ。2DINサイズは、フェイスパネルが幅178ミリ×高さ50ミリの機器のことをいう。

オンダッシュタイプの種類

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オンダッシュモニター+1DIN HDDナビのカロッツェリア「楽ナビ」AVIC-HRV110G

かつて、カーナビの主流はモニター+ナビ本体というスタイルのオンダッシュタイプだった。それが、2DINサイズのAVナビの登場で、じわじわとそちらに主流が移り、いまやモニター+ナビ本体のオンダッシュナビは、カロッツェリア楽ナビの2機種を残すのみ。ただし、このオンダッシュタイプの楽ナビも、来年には生産が終了するという噂もある。

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いまオンダッシュタイプの主流はPND。写真はパナソニック「ゴリラ」CN-GP710VD

そんなモニター+ナビ本体のオンダッシュナビに代わって普及してきたのがモニター+ナビ一体型のPNDだ。PNDが登場した当初は、3.5型~5型クラスのコンパクトなモデルが多かったが、最近は7型モニター採用のPNDが需要を伸ばしている。これなどは、従来のモニター+ナビ本体のオンダッシュナビの置き換え需要も多いと思われる。

オンダッシュタイプが向くクルマ

オンダッシュタイプが向くクルマは、インダッシュタイプが向かないクルマと表裏一体だ。たとえば、純正システムを外すのが難しいクルマ。輸入車に多いのだが、純正システムを外すとクルマの電気系統にエラーが出るケースもあったりする。もちろん、それに対処して、インダッシュナビを装着してくれる専門店もあるが、コストはそれなりにかかる。純正システムを外すのが難しいクルマは、純正システムを残したまま、オンダッシュタイプを追加するのが無難だろう。
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オンダッシュタイプのPNDは取付が簡単。前方視界を妨げないような位置を探して装着したい。


純正システムがDINサイズではないクルマも、インダッシュタイプの装着には向かない。つまりオンダッシュタイプのほうが無難だ。こちらも専門店に依頼すれば、インダッシュタイプを装着できないことはないのだが、インパネの加工等のコストがかかる。このコスト上昇分を加えても、きれいにインダッシュに装着できたほうがいいか、簡単にオンダッシュで済ますかは、ユーザーの考え方次第だ。

古いクルマに多いのだが、オーディオの装着スペースがダッシュボードの低い位置にあるクルマも、オンダッシュタイプが向いている。低い位置にインダッシュナビを装着すると、地図を見るときの視線移動が大きくなるし、モニターの開閉時にシフトレバーが干渉して不具合があるパターンも多い。こんなクルマはオンダッシュタイプが向く。

オンダッシュタイプが向かないクルマ

逆にオンダッシュタイプが向かないクルマを考えてみよう。まず考えられるのは、エアバッグによる干渉。最近のクルマは助手席前だけではなく、ピラーやドア、シートなど、いたる所にエアバッグが付いて、事故の時に乗員を保護するようになっているが、オンダッシュナビが開いたエアバッグによって外れ、乗員を直撃する危険性がないとはいえない。エアバッグが充実しているクルマにオンダッシュナビを取り付ける場合は、装着場所を良く考えたいし、できればインダッシュタイプを選んだ方が無難かもしれない。

スポーツタイプなど、着座位置が低いクルマも、できることならオンダッシュタイプは避けたい。というのも、モニターが前方視界を妨げることになりかねないからだ。もちろん、コンパクトなモデルを選んだり、装着場所を工夫することで、視界を遮らずにオンダッシュナビを取り付けられるケースもあり、その場合はインダッシュタイプを強要するものではないが、スポーツタイプはただでさえ視界が狭く、その上、モニターでさらに視界を遮るようになると、運転時の危険性は増す。そんなリスクがあるようなら、インダッシュナビを選んだほうがいいだろう。

更新日:2011年08月11日

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