100年店ランチ/東京の100年店ランチ

そば所よし田(そば/銀座/1885年創業)(2ページ目)

キラキラした店舗の多い銀座の中で、渋さが光る。今回は憧れ!?の「昼飲み」にも相応しい銀座7丁目・すずらん通りに面した蕎麦店「そば所よし田」をご案内します。(※2016年2月に銀座6丁目・数寄屋橋通りに移転)

菅野 夕霧

執筆者:菅野 夕霧

100年店ランチガイド

下記は移転前(2011年)の情報です。

嬉しい通し営業で時間をずらしたランチも

もり

「もりそば」は良心的な価格500円

同店にはランチ専用のメニューはありませんが、「もり」「ざる」を始め、老舗蕎麦店のそれと変わりないラインナップ。天丼や親子丼などのごはんもの、酒のつまみ類、いわゆる“蕎麦前”も充実しています。

この日は着物姿が艶やかな新橋の花柳界と思しき方や、昼間から日本酒を飲む人たちもちらほら。羨ましい……。どんな種類の仕事をしているんだろう。いや、銀座だけに働かなくてもいい十分な財産をお持ちなのか?などと、他の来店者の方にも興味が湧いてしまうのも、こういった老舗店ならではです。

仕事のない土曜日や午後に大きな予定のない際に、(アルコールの強い人は)ちょっと一杯やる贅沢ランチもまた一興でしょうか。

また、同店は「通し営業」なので、混雑する12時台を外してランチができるのも嬉しいところです。
 

名物「コロッケそば」は温・冷どちらでも

コロッケそば

名物「コロッケそば」

名物は、創業時からあるという「コロッケそば」(1000円)です。

同店のコロッケは現在広く認知されているコロッケではなく、卵と山芋をつなぎにした鶏のミンチを揚げた、鶏つくねのようなもの。温かいそばでも、冷たいせいろでもオーダー可能です。

“よし田のそばは長い”と言われる通り、その長さは特徴の1つ。頭の上まで手繰り寄せる人もいるくらいの長さがあります。また、一般的に蕎麦店での代表メニューの1つ「天せいろ」。同店では、天ぷらは別盛りではなく、日本橋の「室町砂場」同様に温かいつけ汁に入るタイプですね。

酒

土曜日などは蕎麦前で一献も

栄枯盛衰を如実に表すブランドビルやテナントの数々……。時のラグジュアリーが凝縮された銀座の街の中で、変わらない老舗感をふんだんに保持する同店。かの銀座でこの渋さ。堪らないコントラストを描き出す“知っているとカッコイイ(かも知れない)”、そんな一店。

伊藤博文が初代内閣総理大臣になった年に創業した店で、ランチはいかがでしょう?

 

■そば所よし田(そばどころよしだ) 
※2016年2月移転後の情報
住所:東京都中央区銀座6-4-12 KNビル 2F
TEL:03-6264-5215
営業時間:11:30~22:00(土曜日は21:00まで)
定休日:日曜・祝日
地図:Yahoo! 地図情報


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※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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