お金を貯める体質改善ノート/お金を貯める体質改善ノート

これで貯まる!固定費カットの節約術(2ページ目)

毎月当たり前のように払っている「固定費」。家賃や生命保険料、通信費などは、もう減らせる余地がないと思っていませんか?固定費にメスを入れれば節約効果は大。改めて見直してみましょう。

横山 光昭

執筆者:横山 光昭

お金を貯める体質改善ノートガイド

  • Comment Page Icon

家計診断からみる固定費ワースト10!

これで貯まる!固定費カットの節約術

意外と無駄に使っていることがある固定費。ワースト10を参考に、自分の支出も振り返ってみよう

多くの家計を診ていると、ここを直せばいいのに!と感じる固定費があります。あくまでも主観ではありますが、以下にワースト10を紹介しましょう。

  1. 無駄な通話料やメール代が発生している携帯電話料金。使っていないサービスの月額使用料
  2. 意味のない飲み会などの交際費
  3. 贅沢な内容の食費
  4. 保障内容を理解していない高額な生命保険料
  5. 電車があるうちに使うタクシー代
  6. 不健康のもととなるほどの酒、たばこなどのし好品
  7. 近所で使うためだけの車とその関連費
  8. 毎日の高カロリーランチ
  9. お金をおろすたびに引かれるATM手数料
  10. 惰性で買う(目的がなく買う)雑誌や漫画
 

借金やローンの金利負担も「悪い固定費」の一つ

上のワースト10の固定費には入れませんでしたが、他にも「できるだけ辞めたい固定費」というものがあります。それは借金やローンの金利負担です。

奨学金や、止むを得ない高額なローンであればまだしも、建設的ではない悪い借金については特にそう感じています。キャッシングや単なる買い物の分割払い、リボルビング払いのショッピングなどです。

借金やローンにはどれも金利がかかり、支払い方によっては非常にもったいないほどの利息を支払うことになります。将来の自分の稼ぎを先取りされていることになりますので、モチベーションさえ奪われます。注意しておきましょう。

固定費の達人を目指せ!

固定費は、節約の「穴場」です。だからこそ、メスを積極的に入れようとしてほしいのです。また、一度スッパリと削減させれば、その後は無意識に効果が継続します。ぜひ、思い切って見直しましょう。カットした後で不便なことがあれば、また元に戻せばいいのです。

また、固定費の見直しは、今回のように項目ごとに見ていくのもいいですし、前回お話しした「3つのモノサシ」を利用すると、何が本当に必要な支出なのかが、より検討しやすくなります。

私たちの生活の中に、当たり前のように潜んでいる固定費。一つでも、「あっ」と思い当たることがあればうれしいです。ラクに貯められる人になるよう、固定費の達人を目指してください。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます