洗練のオリエンタルモダンなインテリア(3ページ目)

色味を抑えて知的に 

こちらのホテルは、洗練された知的な雰囲気がします。そのポイントは色の使い方。中国風は、赤や金といった派手な色使いが思い浮かびますが、こちらでは彩度を抑えた静かな印象の色を用いることで、知的で洗練された空間を作っています。

かといって、単調な色使いでは面白味がないので、明暗をつけて空間に変化をつけています。床材や家具の木部などにはダークブラウンや黒を、ソファや椅子の貼り地には、明るいグレーを使うことで、メリハリ感をつけています。そこにダークブラウンと相性のよいモーブのラグや明るい木の色を混ぜて目を引くポイントにしていますね。

それから、中国らしい色といえば、青花と呼ばれる焼き物に見られる青もその一つ。ここでは、中国家具の上に青花の壺を並べ、中国らしい感じがでています。

いかがでしたか。自分の好みはもちろんですが、住んでいる地域の特徴を取り入れるのもよいでしょう。シンプルなモダンスタイルは、様々なテイストとの相性も良いですから、ご自身でどんなイメージにしたいのかを最終像をイメージしながらコーディネートを楽しんでくださいね。

今回はロビーを中心にご紹介しましたが、「安眠できるオリエンタル＆モダンな寝室」では、ゆったりくつろげる客室をご紹介します。
それから、蘇州は、上海から高速列車で30分と近い町。上海旅行のお越し際には蘇州にも足を延ばしてみてはいかがでしょう。上海とは違った趣が楽しめますよ。

【関連サイト】
パンパシフィック蘇州（英文）
【関連記事】
豪華客船のイメージ！トラディショナルなインテリア
アマンリゾート風エキゾチックなリビング&ダイニング
心が癒されるアジアンスタイル
ホテルがお手本　上品なモダンスタイル