食事ダイエット/太りにくい食事方法

太らない食事ダイエット、6つの法則(3ページ目)

身体に良い食材、ダイエットに良いと言われる食材の情報があふれる昨今、結局栄養バランスとか正しい食べ物の基本というのがわからない、という方も多いもの。管理栄養士が推奨する栄養学を踏まえたダイエットの6つの法則を、わかりやすく解説します。

浅尾 貴子

執筆者:浅尾 貴子

食事ダイエットガイド


法則5 たんぱく質は様々な食材から摂るべし!

たんぱく質の中でも、特に忘れてはならないのが、乳製品、たまご、そして豆・豆製品。それぞれに含まれる栄養素の質が違うので、様々な食材からたんぱく質を摂るようにするのがベター。魚だけ、肉だけ、豆腐だけ、といった偏りは、健康面からはNGなのです。

また、実は現代人のほとんどの人が、肉や魚は食べすぎている食材。おかずばかりを多く食べる食生活は、カロリーと脂質の摂りすぎにつながり、長期間続けると痩せないばかりか、生活習慣病のモトになるので要注意です。

■1日1600kcalをバランス良く摂るのに必要なたんぱく質系の食材
乳・乳製品……250g(牛乳かヨーグルトを大きめの器1杯分とチーズ2切れ程度)
卵……50g(約1個)
豆・豆製品……80g(豆腐1/3丁分)
肉と魚をあわせて(orどちらか)……100g (小2切れ分)

法則6 野菜類は想像以上に多く必要、と自覚するべし!

お肉を食べたら野菜も食べる、というのは誰しも持っている感覚ではないでしょうか。野菜や果物に含まれるビタミンやミネラルは、主食(ご飯やパンなど)や主菜(たんぱく質の食材)で摂った栄養素を円滑にエネルギーに変えてくれたり、身体の隅々まで行き渡らせたり、効率良く燃やしたりするのにとても重要な役割を持っています。

そんな野菜や果物は、想像以上に多くの量が必要。毎食、野菜や果物を忘れずに食べてください。芋類や果物も、このくらいの量を食べていれば太る心配は全くありません。

■1日1600kcalをバランス良く摂るのに必要な野菜類
緑黄色野菜……120g(かぼちゃの煮物1人前とほうれん草のソテー1人前の二皿分程度)
淡色野菜……230g(サラダ1人前、酢の物1人前、付け合せの野菜炒め1人前など3皿分程度)
芋類……100g(じゃがいも1個分程度)
果物……200g(キゥイフルーツ2個分程度)

いかがでしたか。様々なダイエット方法が流行している昨今ですが、まずは基本の知識を持った上で、上手にアレンジしたいもの。基本的には、栄養のバランスを崩さずに全体量を控えめにするのが王道。何をどれだけ食べたら良いのかを知ることは、急がば回れ、結局は確実なダイエット成功につながりますよ!
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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