食事ダイエット/太りにくい食事方法

太らない食事ダイエット、6つの法則(2ページ目)

身体に良い食材、ダイエットに良いと言われる食材の情報があふれる昨今、結局栄養バランスとか正しい食べ物の基本というのがわからない、という方も多いもの。管理栄養士が推奨する栄養学を踏まえたダイエットの6つの法則を、わかりやすく解説します。

浅尾 貴子

執筆者:浅尾 貴子

食事ダイエットガイド


法則3 ダイエッターが摂るべき栄養を知るべし!

必要な栄養素の数字を眺めてみても難しくて、どうして良いのかわからない、身体に良いと言われる食材を調べるとたくさんありすぎて何をどれだけ食べたら良いのかわからない、という方も多い様子。

身体に必要な栄養素を食べ物に置き換えて、毎日この種類をこれだけ食べましょうという目安が設定されているのを、ご存知でしたか? ダイエッターが1日に摂りたい1600kcal分ををバランスよくとるための内容(※2)を、ご紹介していきます。
※2 香川芳子案(女子栄養大学学長、医学博士)


法則4 炭水化物はNGという意識を捨てるべし!

大人気の炭水化物抜きダイエット。エネルギー源になる栄養素なら、摂らなければ痩せるような気がしますが、それは間違いなんです。本来人の身体には一定の炭水化物が必要です。

炭水化物を減らしすぎたり全く摂らないままに、他の食べ物で空腹を満たすと、どうなるのでしょうか。実はたんぱく質や脂質の摂りすぎにつながって、痩せる以前に生活習慣病になる危険性がアップしてしまうこともあり、健康面ではNGなんです。さらには、炭水化物と違って満腹感を感じにくいその他の食品だけでは、結果として量を食べすぎてしまい、カロリーオーバーになる可能性が高まります。

また、炭水化物が太る成分というのは誤解で、必要とされる適量を摂っている分には太ることもありません。ちなみに、炭水化物を抜いて、その代わりにお豆腐などの大豆製品や赤身肉を食べるといった方法もしばしば目にしますが、たんぱく質と炭水化物は、ほぼ同カロリー。お豆腐だって赤身肉だってヨーグルトだって、必要以上に食べ過ぎれば、カロリーオーバーとなり太ってしまうんですよ。

■1日1600kcalをバランス良くとるのに必要な炭水化物……210g
【食材に換算すると】
パン1枚とご飯……390g(全量をおにぎりに換算すると約4個分)
砂糖……大さじ1杯

上記のほかに、エネルギー源となる油脂もとってOK。調理や調味に使いましょう。1600kcalの場合の目安量は次の通りです。
油脂……大さじ1強 

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    (ミーコ)明日きれいになれる!ビューティ特集&コラム

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます