離婚/離婚を決意する前に

夫婦が離婚の危機を乗り越える5つの秘訣

環境が変化する春は、人の心も不安定になりがちな季節です。そんなときだからこそ、夫婦間のトラブルを招かないようにしたいものですね。今回は、「ここを守れば離婚の危機は回避できる」という夫婦の掟をご紹介しましょう!

岡野 あつこ

執筆者:岡野 あつこ

離婚ガイド

円満夫婦

いつまでも円満な夫婦でいるために、今からできることをしておきましょう!

春は環境が変わる季節。職場の移動や、人の入れ替わりも多く、夫の単身赴任や妻の再就職、子どもの進級・進学で今までとは異なる生活がはじまるなど、夫婦にとってさまざまの転機が訪れる時期でもあります。

環境が変わって気持ちが落ち着くまでの間は、なにかと不安定でストレスもたまりやすいといえるでしょう。ですから、ケンカや浮気も起こりやすく、こんなときこそ夫婦の危機を招かないように気をつけなければなりません。

そこで今回は、「離婚なんてしたくない!」と思っている人に向けて、夫婦の危機を乗り越えるための5つの秘訣をお話ししましょう。瀬戸際に立たされている人は、自分の心に問いかけてみてください。そして、「ウチは大丈夫!」と思っている人は、いつまでも素敵な夫婦でいるための心構えと思って再確認してください。

それでは、早速スタートです!

離婚の危機を乗り越える秘訣その1
「思ったことはしっかりと伝える」

相手にして欲しいことがあるときでも、それを正直に伝えなかったために、イライラすることってありませんか? 「言わなくてもわかるだろう」とか「察してくれるだろう」というのは、精神的な“手抜き”をしていることにもなります。本当にわかってほしいことがあるならば、しっかりと伝えること。それがお互いにストレスをためこんだり、いつまでも不満に思ったりしないためのコツです。

夫婦は変化球が有効なときもあれば、ストレートが効果的な場合もあります。どちらを選ぶかは状況から判断するしかありません。ですが、言いたいことがあるのにガマンして心のなかにためておくクセがついてしまうと、いつのまにか会話のない夫婦関係になってしまう危険もあるのです。

離婚の危機を乗り越える秘訣その2
「意見が合わなくても相手を認める」
 

きっかけはささいなケンカでも、感情的になって相手を言い負かしたり、精神的にたたきのめしたりしては、修復の余地がなくなってしまいます。仮にパートナーと意見が合わなくても、「それはそれ。もともと人の考えはみんな違うもの」と割り切る潔さが必要です。

自分の主張を通したいときは、真っ向から意見を通そうとするのではなく、「たしかに、そういう考え方もあるかもしれないわね」と、まずは相手の意見を受け入れること。そのうえで、「でも私はこう思うの」とつなげていけば、頭ごなしに否定されるよりは、ずっと気持ちよく話し合いができるでしょう。

>>次のページでは、意外と忘れがちな「アノこと」についてお話しします!
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