株式戦略マル秘レポート 横山利香の「儲かる株価チャートの法則」

横山利香の「儲かる株価チャートの法則」

更新日:2011年04月21日

高値更新の金価格。今後はどう動く?

原油高や商品高によってインフレが懸念され、リスク回避の投資先として金に買いが集まっています。2011年4月に入ってから、NY金価格は高値を更新する状況が続き、史上初めて1,500ドル台を突破しました。金価格は今後どう動き、取引していけばよいのでしょうか?今後の動向などをNY金価格のチャートを見ながら分析していきます。

金価格の現状をまずは把握 

では、NY金価格のチャートにトレンドラインを引いてみましょう。
チャート

NY金価格チャート。フジフューチャーズより。拡大画像あり


2011年3月までの数ヶ月を見る限り、NY金価格は1,400ドル台前半の高値をなかなか超えられない状況が続いていました。チャートに引いたトレンドラインは上値抵抗線と言います。この上値抵抗線を4月に上に超えたわけですが、通常はこれを上に放れる(ブレイクする)と言います。

一般的に、トレンドラインを上(もしくは下)にブレイクする場合は、新しいトレンド(価格帯)に入ったと考えることができます。つまり、NY金価格は今回、新たなトレンドに入ったと考えることができるのです。

今後の金価格の動向は? 転換の目安は?

これまで上値抵抗線だったトレンドラインを価格が上にブレイクすると、それまで上値抵抗線だったトレンドラインは下値支持線となります。チャートを見てもわかるように、NY金価格がいったん下落した際、下値支持線あたりで下げ止まっていることがわかります。

トレンドを上(もしくは下)にブレイクする時は、投機的な側面も否めず、勢いづくことがあります。NY金価格が今後、どこまで上昇するのかは誰にもわかりません。そして、いつ値下がりに転じるのかもわかりません。多少の値動きには目をつぶっても中長期で保有するのでないならば、短期売買を心がけた方がいいかもしれません。

その際、トレンドが転換する目安の一つとしては、現在の下値支持線になっているトレンドラインを割り込む場面が考えられます。高値掴みにならないように、NY金価格の今後の動向には注意を払ったほうがよいでしょう。

ちなみに、なかなか上昇トレンドを上にブレイクする瞬間を見つけることは難しいかもしれません。このような上昇トレンドの高値を買っていく投資法としては、逆指値の上昇トレンド買いを利用することができます。

●参考記事:「株やFXのリスク管理に活用したい逆指値とは?」
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この記事の担当ガイド

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横山 利香

FP、検定テクニカルアナリストであるガイドが、自身の豊富な投資体験を元に、注目の投資情報を紹介。

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