住宅設計・間取りのテクニック

更新日:2011年04月21日

地震に強い壁と開口部をつくる

耐震性のある家を考えるならば、なんといっても耐力壁の配置と耐力壁線の考え方が重要です。そしてもう1つ重要になるのが窓やドアなどの開口部です。耐力壁や開口部について学び、地震に強い家づくりを目指しましょう!

耐力壁と耐力壁線の考え方が大切 

耐震性の強い家を考えるならば何といっても耐力壁の配置と耐力壁線の考え方をプランニングの段階から配慮しなければなりません。そして壁だけではなく開口部の形状も大切です。今回は耐力壁と開口部について詳しく考えていきましょう。


耐力壁配置で注意が必要なポイント  1・2・3

耐力壁とは横からの力に抵抗する能力をもつ壁のことで、地震に強い家をつくる際にはとても大切です。しかしただ耐力壁を配置しただけでは横からの力に抵抗する能力は十分に発揮されません。それでは一体どんなことに気を付けて配置をすればよいのでしょうか?5つのポイントをあげてみました。

1. 耐力壁線は直線状に通す
耐力壁線は直線状に通す

耐力壁線は直線状に通す



→どうしても通らない時は?

耐力壁線がずれてしまった場合は、力の伝達方法を工夫をすること。




2. 1階と2階の耐力壁は重ねる
1階と2階の耐力壁は重ねる

1階と2階の耐力壁は重ねる



→どうしても重ならない時は?

上階の耐力壁にかかった水平力を下階に伝わるよう工夫すること。




3. 南面は耐力壁がとりにくい
南面は耐力壁がとりにくい

南面は耐力壁がとりにくい


→どうしても大きな開口がほしい時は?

設計の段階で十分検討することが重要。
(構造設計者の協力が必要)





つづきは次のページで解説します!


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佐川 旭

住宅だけでなく、公共建築や街づくりまで手がけるベテラン建築家。

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