ゲームが救える気持ちもあるかも
こんな時こそ、あなたを元気にしてくれるゲームを!
こんな時にゲームの話、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。実際ゲーム業界でも、アイレムソフトウェアエンジニアリングから発売予定だった、絶体絶命都市4が発売中止になるなど、タイトル発売やイベント開催の延期や中止が相次いでいます。
しかし、こんな時だからこそ、ゲームが役立つということもあるかもしれません。ゲームが疲れた心に安らぎをもたらしたり、勇気を分けてくれたりすることがあることを、ゲームが大好きな人達はみんな知っています。
そこで、ゲームでもやって少しでも気持ちを楽にしたいという方にピッタリの1本がないかと考えてみました。底抜けに明るくて、前向きで、手軽に始めていつでもやめられて、プレイした後元気になる、そんなゲーム。1つ、これこそはというタイトルがございます。ちょっと古いゲームですが、2005年に任天堂がニンテンドーDS(以下DS)用ソフトとして発売した、押忍!闘え!応援団。
ちなみに、ガイドは、これをご紹介しようと思ってあらためてプレイして、少し泣いてしまいました。だって、本当に全力で応援してくれるんです。
おうえんだーん!
応援団の3人組が滑らかなモーションで全力の応援をささげるゲームです。
「押忍!」という野太い掛け声とともに、下画面に応援団が登場。ジャパニーズのトラディショナルなチアリーディングスタイル、つまり詰襟の男子学生が3人並び、「いくぜェ! 参、弐、壱、それ!」という掛け声で応援が始まります。プレイヤーがうまくボタンをタッチすると、ホイッスルなどの鳴り物や掛け声と共に応援はどんどん盛り上がり、上画面の登場人物達も困難を乗り越えていきます。逆に間違ったタイミングでボタンを押せば、応援団はずっこけてしまいます。見事、曲の最後まで応援しきって絶体絶命のピンチから救うことができればクリアです。
ゲームをクリアすると、応援団3人の大変に暑苦しいドアップとともに「応援、大・成・功!」という、これまた大変に野太いボイスが入りまして、その男らしさがスカッと、爽快な気持ちにしてくれます。
いかがですか、聞いただけでもちょっと元気になりそうなゲームではないでしょうか。しかし、押忍!闘え!応援団のオススメする理由はこれだけではありません。