洗濯/素材別の洗い方

洗濯マーク・洗濯絵表示

せっかく買ったお気に入りの服も、洗濯のやり方を間違うと一度でダメにしてしまうことがあります。そうならないよう、洋服を買ったらすぐ洗濯マークを確認しておきましょう。洗濯の前だと忘れて洗濯機をまわしてしまうことが多いからです!ここでは洗濯絵表示について説明します。

毎田 祥子

執筆者:毎田 祥子

家事ガイド

※ 洗濯マークの新表示についてはこちらの記事
洗濯表示が暗号ほど変化!?新洗濯表示の読み解き方

せっかく買ったお気に入りの服も、洗濯のし方を間違うと一度でダメにしてしまうことがあります。そうならないよう、洋服を買ったらすぐ洗濯表示を確認しておきましょう。洗濯の前に見ようと思っていても、忘れて洗濯機をまわしてしまうことが多いからです!
 

洗濯マークはJIS規格にそって表示された"要注意事項"

洗濯の注意事項が記載されたタグには、日本の製品ならJIS(日本工業製品規格)で定められた絵表示が、少し違いますが外国製品にはISO規格の表示があって、同様の注意を促しています。洗濯時にはこれを守ってお手入れしないと服が傷みやすくなります。

なお「綿50%・ポリエステル50%」など何種類か混ざったものは、一番弱い繊維の扱い方に合わせます。以下にJISの主なマークと意味をご紹介します。

洗濯マーク・絵表示(クリックすると拡大します

  【洗濯マーク】 ※クリックすると拡大します


要注意・誤解されやすい洗濯マークについて

■水洗い不可マーク
水洗いはダメという意味(表では4番目)。もちろん洗濯機洗いでも手洗いでもダメです。芯地が入っていて型崩れしやすいスーツ類や着物、皮革、シルク、レーヨンなど水気で生地がダメになりやすいものに書かれています。この場合はそのままクリーニング店に出します。

■手洗い、または洗濯機の手洗いコースOK
装飾の多いものを除き、手洗いか洗濯機の手洗いコースで洗うことができます(表では3番目)。ふんわりした風合いの服やセーターなどデリケートな素材の衣類に書かれていることが多く、これらを洗濯機の通常コースで洗うと風合いがダメになったり、セーターの表面がフェルトのように固まってしまうこともあります。

■ドライクリーニングマーク
ドライクリーニングマークは、それしかダメなのではなく、ドライクリーニングもできるという意味(表では7番目)。ちなみにドライクリーニングは汗など水溶性の汚れが落ちにくいという欠点がありますので、汗染み対策のためには、水洗い(ウエット)クリーニングができるお店に頼みましょう。まずは行きつけのお店で「汗染み対策のため、水洗いクリーニングはできますか?」と聞いてみて!

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