温泉/東海の温泉

福地温泉「湯元長座」は奥飛騨温泉郷の老舗旅館!

湯元長座は、奥飛騨温泉郷を代表する福地温泉の秘湯の宿です。伝統的な建築の古民家を移築した宿は、風格も風情も満点。古民家移築の宿は、今では珍しくありませんが、湯元長座はその代表格であり、周辺の宿の手本にもなっています。今回は奥飛騨温泉郷福地温泉の湯元長座の温泉を紹介します!

藤田 聡

執筆者:藤田 聡

温泉ガイド

湯元長座とは 

湯元長座入口

湯元長座入口の門。ここから夢心地の滞在が始まる

湯元長座玄関

湯元長座の玄関は古民家を移築した堂々たる佇まい

湯元長座は、奥飛騨温泉郷を代表する福地温泉の秘湯の宿です。伝統的な建築の古民家を移築した宿は、風格も風情も満点。玄関前に駐車場を作らずに、下の駐車場から門をくぐって歩いていくことで、この宿の世界観の中に、足を踏み入れて行く事になります。

古民家移築の宿は、今では珍しくありませんが、湯元長座はその代表格であり、周辺の宿の手本にもなっています。

湯元長座で温泉満喫

湯元長座露天風呂

緑豊かで湯量豊富な露天風呂

湯元長座貸切露天風呂

三つある貸切露天風呂が素晴らしい。冬は雪見の露天風呂になる

湯元長座は以前は単純泉でしたが、外湯の「かわらの湯」で炭酸水素塩泉を利用。さらに別の湯量豊富な炭酸水素塩泉の新源泉を掘り当て、今では全浴槽が炭酸水素塩泉になっています。

お湯自体は無色透明の癖のない湯で、短時間浸かっただけでは、単純泉との違いに気付かないかもしれません。しかし、何度も浸かって皮膚に成分がしみ込んだ為か、翌朝にはすべすべ感を感知するようになり、驚きました。翌朝の湯の感触の違いに、是非注目して頂きたいと思います。

風呂場は川沿いの「かわらの湯」の他、男女別の大浴場と、貸切風呂が3つあります。今回は雪見露天風呂に期待して意図的に冬に来たのですが、大浴場の露天風呂は湯量豊富で湯気が多かったので、以前暖かい季節に来た時の露天の写真を掲載しました。

貸切風呂は内湯と露天が付いた大きなもの。大浴場横の掲示板に、空いていると緑、使用中だと赤ランプが点灯するので、空いている時に行く形式です。貸切風呂は風情も良く、期待通りの雪見露天風呂を楽しめました。湯元長座における温泉の真骨頂は、貸切風呂にあると思いました。

次ページで、湯元長座の食事をご紹介します。
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