ビックが新開発した油性インク
新製品といってもボディデザインは、これまで通りのオレンジボディにブラックのキャップというスタイル。ちなみに、このタイプは「Bicオレンジ」という商品名で1961年から販売されている超ロングセラー。ペン先のチップを真鍮からニッケルシルバーに変更したり、六角軸の角をわずかに緩やかにするなど、マイナーチェンジはあったものの、基本デザインは半世紀も変わっていない。
キャップ式の往年のデザイン
この「Bicオレンジ」に新開発の「イージーグライド」というインキを搭載した。1月のはじめに、とある文具商社の展示会でこのボールペンを目にし、試し書きをさせてもらったのだが、ちょっと書いただけで、これは違うとすぐに感るほどの滑らかさがあった。
字幅はミディアム(1.0mm )、ファイン(0.7mm )の2種類。これは、ミディアムで書いた筆跡。もちろん滑らかさは太字のミディアムの方が堪能できる
ピックによると、同社のこれまでの油性ボールペンよりも35%も滑らかさがアップしたという。日本にはすでに滑らか油性ボールペンがあるが、さすがにぺんてるのビクーニャほどではないが、ビックのこのイージーグライドもなかなかいい線を行っていると思う。
インクは黒、赤、青の3色
もちろん、この滑らかさはそのインクの力も大きいと思う。ただ、それだけではないようにも感じる。それはこのペンがキャップ式であるという点。つまり、ノック式の様にペン先が出たり入ったりしないということである。
しかも、ビックには製品を使い捨てにするという哲学がある。これもリフィルが交換できないようになっており、これにより、ペン先がボディに完全に固定されている。このペン先の安定感というのも滑らかな書き味に大いに貢献しているのではないかと思う。
完全に固定されたペン先
これにより筆記時のペン先の安定感はすこぶるいい。リフィルが交換式ではないので、中のリフィルがどうなっているのかを確認できないのがちょっと残念
さらに、驚くべきはこの イージーグライドの価格が1本84円であること。つまり、これまでのビックの油性ボールペンと同じ価格ということだ。ノック式ではない点を差し引いてもこれはかなりお買い得と言える。
ミディアム(1.0mm)の筆跡
ロングセラーのボディに新開発のインク、これはちょっと注目なボールペンである。
滑らかボールペンに新たな選択肢が登場した。ビック イージーグライド 84円
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