筋トレ・筋肉トレーニング/目的別の筋トレメニュー

ベッドでエクササイズ!たった1分間でカラダが目覚める

空気の冷え切った朝、ぬくぬくした布団から起き上がるのは、寒ければ寒いほど至難の業。そんな時におすすめなのが、目が覚めたとき、ベッドや布団に寝たまま行うベッドエクササイズ。その日一日が活動的になりますよ。ぜひお試しください。

森 俊憲

執筆者:森 俊憲

筋トレ・筋肉トレーニングガイド

目覚めたら即起床!で、貴重な朝時間を増やす

ベッドエクササイズ~たった1分間でカラダが目覚める~

朝の時間はベッドエクササイズに使おう


昨年から今年にかけて、何度となく耳にする「この冬一番の冷え込み……」というフレーズ。もう聞きあきたという方も多いと思いますが、裏を返せばそれほどこの冬は寒いということ。たしかに、寒さが身に染みますね。寒いとさまざまなことがおっくうになってきますが、その中でも一、ニを争うのが「朝、布団から出ること」ではないでしょうか。空気の冷え切った朝、ぬくぬくした布団から起き上がるのは、寒ければ寒いほど至難の業。「あと5分……」を繰り返し、ギリギリの時間になってしまうことは、一度や二度ではないはずです。

しかし、できることなら目が覚めたらサッと起き上がって支度をし、余裕を持って出かけたいものですよね。「朝の時間は昼の3倍に相当する」とも言われるくらい貴重な時間なのですから、なるべく有効に使いたいところです。
 
<目次>
 

朝のベッドエクササイズで仕事能率もアップ!

そこでおすすめなのが、目が覚めたとき、ベッドや布団に寝たまま、簡単なエクササイズをすること。ほんの1~2分間程度のものでOKです。少しでも体を動かすことで血流が良くなりますから、スムーズに、そしてしっかりと目覚められるようになります。寝ぼけ眼で目が覚めやらぬまま会社に行くのではなく、シャキッとした状態で出社できるわけですから、朝からバッチリ仕事をこなせるようになるはずです。目覚めが良くなるだけでなく、仕事の能率までアップするとは、うれしい限りですね。

また、朝の時間に運動することで、その日一日の新陳代謝が活発になるため、エネルギー燃焼効率が高まるという効果もあります。すると、今までと同じ動作をしていても、消費されるカロリーが変わってくるため、脂肪が燃えやすく、かつ、溜めにくい体になるといえます。ちょっとした運動で、こんないいことがあるのですから、これを見逃す手はありませんね。
 

カーテンを開け、朝の光を感じながら

さて、エクササイズを始める前に、ひとつだけやってほしいことがあります。それは「部屋のカーテンを開けてから行うこと」。人は朝、太陽の光を浴びることで体内時計のリズムが正常化します。そのため、カーテンを開けて朝日を浴び、「今が朝だ」と体に感じさせてから行うことで、このエクササイズの効果がより多く得られるようになるというわけです。それでは、エクササイズを始めましょう。
 

体が目覚める、ストレッチ感覚のエクサ「ニーツイスト」

わき腹(腹斜筋)の引き締め効果も期待できるストレッチ感覚のエクササイズ。ねじりの動きが内臓まで効果的に刺激してくれるので、胃腸の活動も活発になり新陳代謝も促されます。
ベッドストレッチ

動作1

【スタートポジション】
仰向けに寝た状態で、両手を広げ、ひざを曲げます。
 
ベッドエクササイズ

動作2

両ひざを揃えたまま右にゆっくりと倒していきます。
 
ベッドエクササイズ

動作3

一旦元の位置に戻したら、左側にもゆっくりと倒していきます。ひざを倒すときに肩や背中が浮いてしまわないように注意しましょう。左右交互に10回を目安に行ってみてください。
 

目覚めた体を引き締める「シングルレッグレイズ」

下腹のぽっこり感と気になる太もものぜい肉を同時に解消するエクササイズです。下腹が気になる人はぜひ頑張って実践してみてください。しっかりやれば必ず効果が現れます。
ベッドエクササイズ

動作1

【スタートポジション】
仰向けの状態から、片ひざを立て、手を下腹に添えます。
 
ベッドエクササイズ

動作2

伸ばした脚をまっすぐに30~45度ほど持ち上げます。
 
ベッドエクササイズ

動作3


下腹を意識しながら、伸ばした脚をゆっくりと上下に動かします。脚を下げるときは、かかとを下につけずスレスレの位置で止めるのがポイント。(※10回を目安に行いましょう。反対側の脚も同様に行います。)

まずは一週間ほど続けて行ってみてください。そうすれば習慣化するので、自然と継続できるようになるはずです。スッキリ目覚めて、代謝もアップするこのエクササイズで、冬の朝も寒さに負けず、スマートに過ごしてみてはいかがでしょうか。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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