住宅設備・建材のトレンド

更新日:2011年01月07日

住宅設備&建材トレンド 2011 

住宅設備や建材は毎年、数多くの新商品が発表され、その性能や機能、デザイン性は高まってきています。昨年発売された住宅設備や建材の特徴を整理しつつ、2011年の傾向を考えてみたいと思います。

「エコロジー」「省エネルギー」は基本に

TOEX

住宅用の機能門柱に電気自動車用充電コンセントを搭載 [スクリーンファンクションユニットEV仕様] 東洋エクステリア 

日々の暮らしの中で、エコロジーや省エネルギーを意識することはあたりまえになってきています。もちろん、住まいづくりやリフォームでも、できるかぎりエコや省エネには配慮すべきでしょう。エコや省エネを謳う設備や建材は数多く提案されており、その性能や機能は年々高まってきています。

たとえば、太陽光発電は、交換効率のアップや大出力化などメーカーの商品開発も進み、商品バリエーションも増えてきているので、取り入れやすくなってきていますし、太陽熱利用機器も見直されてきています。また、電気自動車の開発に合わせて、エクステリアメーカーからは、家庭用の自動車用充電スタンドもみられるようになりました。

節水の技術はますます向上し、少ない洗浄水のトイレは一般化。温水洗浄便座の節電機能も高まり、快適さ+エコロジーがトイレの標準となってきているようです。その他、雨水を利用する家庭用雨水ポンプなども各社から提案されています。

このような商品だけでなく、エコ商品を用いることで、具体的にどのくらいエネルギー削減されているのか、節約出来ているのかを液晶画面などに表示、把握しやすくする傾向も続いています。消費者にとって、エコのメリットをより身近に感じることがポイントになっていくのかもしれません。

身近になってきたLED 

パナソニック電工

商品バリエーションも増えてきたLED [LEDダウンライト] パナソニック電工 

省エネ機器としてここ数年注目され、身近な存在となっているアイテムのひとつがLEDでしょう。電球単体の価格も下がってきていますし、タイプも増えてきており、手軽に交換することも可能になっています。

LED を用いた照明器具のバリエーションも急増し、電球色や調光も可能なタイプも。門灯や玄関灯、アウトドア照明、システムバスの照明などにも利用され、今後もさまざまなアイテムでの提案が増えていくのではないでしょうか。

採光・通風にこだわり、気持ちの良い空気環境を

トステム

風が取り込みやすい工夫の開口部も [縦すべり出し窓 採風モデル]シンフォニーウッディ、シンフォニーマイルド、デュオPG対応 トステム 

健康で快適に暮らすために、冷暖房空調設備の機能の充実が進むと同時に、より自然な心地よさを求める傾向もあるように感じます。

たとえば、窓のバリエーション。形状などに工夫を施したり、異なる開閉方法を組み合わせることで、通風を確保する窓などがみられます。また、玄関ドアに通風機能を設けたものも。

開口部だけでなく、風を取り込みやすいフェンス、ベランダなども商品もあり、自然の風を生かす工夫がみられます。通風・採光・目隠しの機能を併せ持った商品は、都市部の密集地など、敷地環境の厳しい立地で役立つアイテムといえるでしょう。


次ページでは、狭小敷地やリフォーム対応などをみていきます。
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この記事の担当ガイド

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岩間 光佐子

インテリア設計と住宅雑誌編集長の経験を持つガイドが、住まいの設備を詳しく解説。

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