和菓子/デパ地下・商業施設の和菓子

東京駅「GRANSTA」バレンタイン和菓子!

すっかり定着し、さらなる成熟を見せている感がある「バレンタインの和菓子」。さて、今回注目したのは東京駅構内地下1階エキナカ商業施設「GRANSTA(グランスタ)」。スウィーツゾーンがリニューアルを果たしてちょうど1年。バレンタインスウィーツもますますパワーアップしています!

原 亜樹子

執筆者:原 亜樹子

和菓子ガイド

和菓子でバレンタイン!

すっかり定着し、さらなる成熟を見せている感がある「バレンタインの和菓子」。さて、今回注目したのは東京駅構内地下1階エキナカ商業施設「GRANSTA(グランスタ)」。スウィーツゾーンがリニューアルを果たしてちょうど1年。バレンタインスウィーツもますますパワーアップしています!

「ジュエリーバレンタイン」一押しは「まめや 金澤萬久」の「YOUKAN CHOCOLAT」

「まめや 金澤萬久」の「YOUKAN CHOCOLAT」(1個473円)ダイヤモンドをイメージしたもの。自分のためにも欲しくなる!

「まめや 金澤萬久」の「YOUKAN CHOCOLAT」(1個473円)ダイヤモンドをイメージしたもの。自分のためにも欲しくなる!

今年の「GRANSTAバレンタインフェア(2011年1月22日(土)~2月14日(月))」は、“ジュエリーバレンタイン”がテーマ。期間中、各ショップには、ルビー(赤)、ダイヤモンド(白)、トパーズ(黄)、オニキス(黒)など宝石をイメージしたスウィーツやお惣菜が並びます。今回は、バレンタインの和スウィーツを作る7ショップをご紹介します。

さて、まずは私の一押しの「まめや 金澤萬久」の「YOUKAN CHOCOLAT」。能登大納言小豆で作る羊羹を、ホワイトチョコレートでコーティングしたものです。

ベースは塩を効かせた正統派の羊羹。皮まで柔らかく、風味豊かな大粒の能登大納言小豆の特徴をそのまま生かしたシンプルなもの。これだけでも十分成り立ちますが、ホワイトチョコレートを合わせることで、風味にも食感にもさらなる奥行きが出ています。それにしても、ミルキーなホワイトチョコレートがこれほど小豆餡の羊羹と相性が良いとは。意外な発見です。

主に石川県産の希少価値の高い豆を用いて和菓子・洋菓子を作る同店。和洋の素材の使い方が実に巧みです。ちなみにこれはダイヤモンドをイメージしたもの。宝石箱のようなパッケージに納められていて特別な感じが漂います。

 手土産にも向く「菊乃井」の「発芽玄米柚子チョコカステラ」

「菊乃井」の「発芽玄米柚子チョコカステラ」(1本1,600円)トパーズをイメージしたもの。

「菊乃井」の「発芽玄米柚子チョコカステラ」(1本1600円)トパーズをイメージしたもの

京都東山の料亭「菊乃井」による、グランスタ限定の甘味専門店「菊乃井」。期間中限定の「発芽玄米柚子チョコカステラ」は、バレンタインギフトとしてだけでなく、手土産としてもおすすめです。看板商品の「発芽玄米カステラ」をチョコレート味に仕立てたもので、アクセントに使われているのは同店で多用される柚子。もっちりしっとり、コクのあるチョコレート風味のカステラのアクセントになっています。洋の素材を使ったお菓子に柚子が入ることで和の味になり、気品まで加わるところが不思議です。しっとりとした和のパッケージなので、かしこまった手土産にも使えます。

次ページでは、エメラルド、オニキスを紹介します。

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