下値支持線、上値抵抗線とは?
2010年の安値は9月につけた8,796円、そしてその次の安値は11月につけた9,123円です。この安値を線で結んでみましょう。これを下値支持線と言います。下値支持線は、安値をサポートする線です。この線を下回らない限り、流れは変わらず、底堅いと判断できます。
下値支持線チャート。Yahoo!ファイナンスより。拡大画像あり
次に、4月につけた高値1万1,408円からいくつかの高値を線で結んでみましょう。これを上値抵抗線と言います。反対に、上値抵抗線は、高値を抑える線です。この線を上回らない限り流れは変わらず、軟調だと判断できます。
上値抵抗線チャート。Yahoo!ファイナンスより。拡大画像あり
株価は2010年9月、10月のWトップだけでなく、上値抵抗線も上回っていることがわかります。つまり、流れが変わったということなのです。
2011年の株式相場の行方は?
この2つの線は、違った使い方もできます。株価が上値抵抗線を上回ると、上値抵抗線は今度は下値支持線になります。そして、株価が下値支持線を下回ると、下値支持線は今度は上値抵抗線となるのです。
現在の株価の動きを見る限り、2010年10月末までの上値抵抗線は、現在は下値支持線となっています。ただし、線は進行方向に下向きになっていますので、もちろん安値もどんどん下がってはいきます。
ただ、株価が今後、この下値支持線を下回らない限りトレンドは変わらないことになります。新興国の景気回復を追い風に、現在は世界経済にようやく明るい兆しが見え始めてきています。この流れが続き、そしてトレンドが変わらない限り、2011年前半は堅調な展開が続き、2010年の高値1万1,408円を目指すこともあり得るかもしれませんね。