クッキービスケット系ダイエット食品で本当に痩せられる?
簡単に美味しく痩せられる?
お菓子のような形状で手軽に食べられるクッキービスケット系ダイエット食品ですが、同じように見えて、製品によって中身に大きな違いがあるのです。それを知らずに使っていると、ダイエットのつもりが逆効果ということも…。
今回は、クッキービスケット系ダイエット食品のタイプと、それぞれの特徴を紹介します。
クッキービスケット系ダイエット食品とは?
気分や体調に合わせて簡単に調節できるのも特徴
■ バー型代替食タイプ
カロリーメイト、ソイジョイなどの、栄養素をバランスよく添加した代替食タイプ。
忙しい時など、食事を十分に取れない場合に食べる「食事の代用品」として作られています。製品によって差もありますが、カロリーは100~400kcal程度(コンビニおにぎり1個が170~200kcal程度)。一時的な食事の代用・補助という目的で作られているので、一般的なお菓子と比べ、カロリーが極端に低いというわけではありません。
栄養面も考えられており、ビタミンミネラルをバランスよく含んだものや、特定の栄養素を強化したものがあります。
■ シリアルタイプ
シリアル、シリアルバーなどの食物繊維が豊富な穀類を中心としたタイプ。
食物繊維やミネラルが豊富で、お腹の調子や体調を整える機能を持った特定保健用食品などもあります。健康維持が目的の製品か、ダイエットが目的の製品かによって、1食分のカロリーに差があります。一部の製品は、ビタミンミネラルを強化したものもあります。
バータイプとの大きな違いは、食物繊維の量。これによって、しっかり噛むことによる満足感と腹もちの良さが得られます。また、便通改善など腸内環境を改善することで、ポッコリした下腹対策に向いています。
■ ダイエット菓子タイプ
おからクッキー、コンニャク食物繊維入り菓子など、カロリーを抑えたり腹もちを良くした菓子タイプ。
ついついカロリーオーバーしてしまいがちなデザートやおやつ。菓子タイプのダイエット食品は、そんな時に「お菓子の代用品」としてカロリーコントロールするために作られています。カロリーを抑えることが目的なので、特別に栄養素を加えていないタイプがほとんどです。
お菓子を我慢することによるダイエット中のストレスを和らげたり、お菓子のカロリーをコントロールするだけの軽めのダイエットのに向いています。バー型、シリアルタイプに比べ、製品の種類も豊富で、選ぶ楽しみがあるのも嬉しい特徴です。
次のページでは、タイプ毎の上手な活用方法を紹介します。