沖縄の観光・旅行/沖縄の観光スポット

沖縄、世界遺産をめぐる旅(前編)

沖縄にある世界遺産の数は9つ。有名な首里城跡をはじめ、沖縄本島のあちらこちらに点在しています。沖縄となる以前、琉球王朝の築いた歴史を垣間見ることのできるものとして、非常に興味深いもの。そんな沖縄の9つの世界遺産をめぐるコースをご紹介します。まずは前編編。

小林 繭

執筆者:小林 繭

沖縄ガイド

沖縄、世界遺産を廻る旅(前編)

歓会門のシーサー

沖縄のシンボルともいえるシーサー。首里城正門である歓会門を守るシーサーは威風堂々とした風格がよい 写真提供:星野伸

首里城跡をはじめとする沖縄のグスクと関連の遺跡群が世界遺産に登録されたのは2000年のこと。初めて沖縄を訪れる人の多くが首里城跡を訪れますが、その他の沖縄の世界遺産について正直全部は把握していないという人がほとんどではないでしょうか?

あらためてというわけでもありませんが、沖縄にある世界遺産は全部で9つ。5つのグスク(首里城、中城城跡、座喜味城跡、勝連城跡、今帰仁城跡)と、その関連遺産の4つの遺物(園比屋武御嶽石門、玉陵、識名園、斎場御嶽)のことを言います。全て沖縄本島にあるのですが、さすがに1日ですべてを見て廻るのは厳しいかと。レンタカーでの移動が大前提ですが、まあ2日あれば可能というところでしょう。各城の見学は、けっこう階段を登ったり歩いたりが必要なので、ガイドは世界遺産観光には絶対に夏以外の季節を強くオススメします。沖縄の夏の陽射しは殺人的ですからね! ということで、今回はレンタカーで沖縄の世界遺産を廻るモデルコースをご紹介したいと思います。

では、次ページから、沖縄の世界遺産めぐり、スタート!
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