提供:全国商工会連合会

九州・沖縄のご当地グルメ旅

更新日:2011年01月07日

【大分】泡がはじける!?長湯温泉と地産グルメの旅

大分・熊本両県の県境に位置する九州アルプス。野菜の栽培が盛んなこの地で、地元で生産された食材を使った「地産ぐるめ」を味わいます。さらにここは温泉天国!長湯温泉や珍しい「飲める炭酸泉」も体験できます。寒い冬こそ、温泉と冬野菜であったまりませんか。


九州アルプス「地産ぐるめ」の店は
ロケーションも魅力!

「地産ぐるめ」のコンセプトは、「地元の食材でこしらえる自慢料理の店」。中でも野菜を使った料理が評判の3店を紹介します。

■ゆめうさぎ

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ほうれん草を練り込んで打ったグリーンパスタ。くせのない味でソースとの相性もいい

2010年春オープン。久住高原のふもと、小さな集落にあるカフェレストラン。
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石井八千代さん。お店はひとりで切り盛りしている。なんとピザ釜も手作り!

オーナーの石井八千代さんが建てたもので、まきストーブが焚かれたログハウスは和める空間。石井さんは元保健師。「楽しくて健康によい、そしておいしい料理を作りたかったんです」。
グリーンパスタセット1000円は、ほうれん草を練り込んだパスタにトマトやベーコン(これも自家製!)などのソースが絡み合った一皿。サラダの野菜は自家栽培、にんじんのパンも手作り。テラスから眺める雄大な久住連山が美しく、ここでゆったりと午後を過ごしていく地元ミセスが多いと聞いて納得。

竹田市久住町大字久住2529-1
TEL:0974-76-0606
営業時間:11~17時(17時以降は要予約) 月曜定休
(駐車場有 4台程度)

■陽目(ひなため)の里 名水茶屋
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トマトカレー。水を一滴も使わず、トマト本来のおいしさが凝縮されている。スパイスの調合は市販のカレールーを使わないオリジナル


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お客さんが少ないときだけ作るという赤カブのポタージュ。寒い日にはうれしいサービスでした

竹田市荻(旧荻町)。大分県民の間では「荻といえばトマト」といわれるほどトマトの名産地で、西日本有数の生産量。寒暖差があり、自然受粉での栽培や味の改良にも取り組んでいます。

荻町の代表的観光スポット、白水の滝の入口にある名水茶屋では、荻町産トマトをたっぷり使ったトマトカレー700円が名物。トマトに黒毛和牛が入り、さっぱりとしながらも、トマトの味が生きています。
この日は試作品という辛口も味見させていただきました。スパイシー!サルサソースに似ているのですが、ごはんに不思議と合うのです。

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店主の後藤つま子さん。親せきが育てたトマトを活用したいと思ったのがカレー作りのきっかけだったとか

夏野菜というイメージが強いトマトですが「冬の方が甘みが増しておいしいんですよ」と店主の後藤つま子さん。残念ながら12~3月は冬期休業に入りますが、春になったらお出かけください。


竹田市荻町柏原371
TEL:0974-68-2210
営業時間:9~18時 水曜定休(夏休み期間は無休)、冬期休業(12~3月) 
(駐車場有 30 台程度)


■万象の湯 天恵塾食堂
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取材当日は、ほうれん草のあえ物、大根の白だし煮など、旬の野菜が中心のメニューがずらり。毎日食べても飽きないおいしさ。鶏肉メニューが多いのも特色。大分県は鶏肉消費量ナンバーワンなのです。手作りの漬け物も美味でした


長湯温泉を流れる芹川上流にある温泉施設「万象の湯」に併設の食堂。国際中医師監修の薬膳料理を取り入れたバイキングが味わえます。お昼はバイキングのみのAコース1200円と、名物のヤマメ(エノハ)の唐揚げがついたBコース1680円。料理は毎日40種類ものメニューがならび、そのうち3~5種類が薬膳料理。
取材当日の薬膳料理は、クコの実スープや、地元産冬野菜の豆腐グラタン煮など。食事メニューは煮物、酢の物、あえものなど、和食中心で派手さはないので
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広々とした天恵塾食堂の店内

すが、野菜の滋味を感じるメニューばかり。地元のお年寄りがゆったりと食事を楽しむほか、ビジネスマンの姿もあります。温泉と組み合わせれば元気がわいてきそうです。


竹田市直入町長湯3264-1
TEL:0974-75-3331
営業時間:10時30分~15時(14時30分LO)、17~21時(20時30分LO)
(駐車場有 30 台程度)



豊後牛の赤ワイン煮込みに舌鼓
くじゅうヒルズホテル

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写真左上/天然鹿肉のカルパッチョ ピッツァ仕立て。パリパリに焼いたチーズが雪の結晶を思わせ、まるでクリスマス料理のよう
写真左下/メインの豊後牛の赤ワイン煮込み。ほうれん草など冬野菜とともに
写真右下/蒸した鯛の白菜包みサフラン風味。しゃきしゃきとした歯ごたえを残した白菜と淡泊で上品な鯛が合うのです
写真右上/オーナーシェフの泉和寿さん


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客室例。窓から大草原を見渡せる。客室のお風呂も温泉

ホテルではなくオーベルジュと思ってください―そう語るのはオーナーシェフの泉和寿さん。久住の人気リゾート・レゾネイトクラブくじゅうの料理長を退任後、2010年3月に開業。「地産ぐるめの宿」としてこのプロジェクトに参加しています。
「地元食材で作った料理を出したくて。いい食材はたくさんあるけれど、外にあまり発信できなかったのがずっと歯がゆかったのです。もっと九州アルプスの美味を食べていただきたくて参加しました」。

食事はダイニングにてフランス料理を。取材当日(11月下旬)のディナーは、天然鹿肉のカルパッチョ ピッツァ仕立て、かぼちゃスープ、蒸した鯛の白菜包みサフラン風味、豊後牛バラ肉の赤ワイン煮込みほか。野菜は主に竹田と久住の野菜を使用。豊後牛は大分県内で生まれ育てられた黒毛和牛。
鹿肉は九州の最高峰連山の祖母・傾山の山々で獲ったものをその道の達人が裁いているので、臭みがまったくなく、肉本来の味が楽しめます。メインの豊後牛の赤ワイン煮込みは、野菜とフランス産赤ワインで、コトコト4時間煮込んだ一品。肉はやわらかでとろけるよう。少し酸味のあるソースがぴったり。ワインとともにじっくりと味わいたい。

「冬は鹿やイノシシなどジビエがおいしい季節。この季節ならではの食材を堪能ください」(泉さん)。ランチもあり(11時30分~14時木曜定休)、宿泊客以外も利用できます。

竹田市久住町久住4028-1
TEL:0974-76-0913
宿泊料金:1泊2食13,230円~(税込)

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この記事の担当ガイド

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星 裕水

ほし・ひろみ。トラベルライター・編集者。国内・海外取材に飛び回る日々。旅行ガイドブック、ビジネス誌、…

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