シンプルライフ

「飾る」を考える(2ページ目)

出窓に、カウンターに、家具の上に、ちょっとでも空間があれば、何かを飾りたくなるのは人情。でも、お掃除・お片づけが苦手な人は、ちょっと待って!

金子 由紀子

執筆者:金子 由紀子

シンプルライフガイド

飾ってもいいけど、こうした方がラク!

本当は、掃除が苦手な人は、なるべくモノを飾らない方がベター。でも、あまりに何もない空間はやっぱり寂しいものです。そんな時は、こんな風に考えてはいかが?

1.平面に限定する
フレームに入れた絵や写真など、飾るなら、壁に平面のものをかけるだけにします。ホコリはたまっても、せいぜいフレームの周りだけなので目立ちませんし、掃除もラク。

2.数を制限する
飾るモノの数があまりに沢山あると、掃除も大変ですし、一つひとつが引き立ちません。数を減らして、その分ディスプレイに工夫を。

3.場所を制限する
飾るのが平面であっても、数を減らしても、あまりに何箇所にも分散させては同じこと。なるべく、部屋に入ったときに視線が集まる一点か二点に集中させ、そこをフォーカルポイント(※)にしてしまいましょう。

※フォーカルポイント……視点を集めるポイント。ここに目立つものを飾ることで、全体の印象を引き締め、散らかりがあっても目立たなくする効果がある。


「飾る」目的を忘れないで

「飾る」ことに失敗しがちなのは、可愛さ、素敵さに気をとられて、「モノ」の方だけを見て飾るから。飾るのはあくまで、お部屋を素敵に見せ、居心地をよくするためではないでしょうか? 

「コレを飾った結果、この空間はどうなるのか?」
「飾ったはいいけど、この後私はこの空間を維持できるのか?」

ということを自分に聞いてから飾るようにすれば、きっとうまくいきます。

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