小物をスッキリ魅せる100円収納術

トレリスと言えばガーデニングのための小道具。アイビーなどツル性の植物を絡ませたり、花壇の柵に使うのが一般的です。ホームセンターへ行くと、枠がついていてガッチリとしたトレリスを見かけますが、敢えて百円ショップで手に入るトレリスを部屋の中で使います。

それでは早速、百円のトレリスだからこそできる整理収納法をご紹介します。

百円トレリス使いのコツ

伸縮式トレリスを使う最大のメリットは、伸び縮みするのでセットする場所のサイズに合わせやすいこと。デメリットは枠がないため華奢で不安定なことですが、壁を背にして安定を保ちながら、重いモノを引っ掛けないよう加減を見ながら使いこなしてください。

引っ掛けるための金物はＳフック、カードリング、ヨーオレを使います。ヨーオレを使う際には、２枚の板が交差する位置に取り付けるとしっかり止まります。

トレリスがアクセントの玄関

伸縮式トレリスのなかでも長さ１８０センチ程度に伸びる商品を選ぶと、壁の上の方から床まで縦に使えるので、安定が良くなります。トレリスを壁に取り付ける際には、釘もしくはネジで壁に固定する方法、もしくは石膏ボード用のフックを壁に固定してトレリスをフックに引っ掛ける方法があります。後者の方法は、壁の補修が簡単なので賃貸住宅でも安心です。

玄関の壁面を使ってトレリスをセットして、そこにメッセージボード、靴べら、鍵などを引っ掛けておくと便利です。傘１本程度の重量であれば、このトレリスでも充分に耐えてくれます。玄関の壁面幅に余裕があるなら、同じトレリスを横に並べていっても良いでしょう。このトレリスは、板が薄く枠が無いため玄関のような幅の狭いスペースであっても、うっとおしくなりません。

トレリスでナチュラルなデスク

パソコンや事務用品だけでは固いイメージになりがち。そこでトレリスを使ってナチュラル感を加えます。幅が５０～６０センチくらいのトレリスを横にして、デスク脇の壁に立てかけて細々した小物をディスプレイしましょう。

使う物はヨーオレとプッシュピン。まずヨーオレをＣＤ－Ｒの幅に合わせて２箇所に留めてＣＤ－Ｒをディスプレイ。鋏、テープ、携帯電話などもヨーオレを使って引っ掛け収納。名刺は封筒をプッシュピンで留めてその中に、葉書やお店のカードなどもプッシュピンで留めておきます。
トレリスの板が柔らかいので、女性でも簡単にネジやピンを使って留めることができます。これは百円商品に使われている素材だからこそ可能なのです。

トレリスでペット・缶の分別

キッチンの冷蔵庫脇や突き当たりの壁で活用されていないスペースがあれば、トレリスを使って分別コーナーにしましょう。ペットボトルや缶なら軽いので、一時的にストックする程度なら百円トレリスでも重さに充分耐えてくれます。

最近はワイン用の細長い紙袋があるので、それを縦に吊り下げると見た目にもスマートです。この紙袋の底に切り込みを入れると、レジ袋のストッカーとしても役立ちます。
麻素材の袋で統一するとナチュラル感がアップしますよ。
どうですか？百円トレリス。たいそう働きモノで惜しげなく使えるところが良いですね。

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