収納

キッチンすっきり収納術 使える収納法則

キッチンで使う物は種類も数も多くて複雑。だから収納の問題を解くのは難解ですね。でも、この法則さえ知っていれば大丈夫。いまあるキッチンが、収納法を見直すだけで生まれ変わります。

すはら ひろこ

執筆者:すはら ひろこ

収納ガイド

キッチンで使われるモノは、種類も数も多くて収納の悩みがつきませんね。
使いたい時にサッと取り出せて、後片づけもラクにできるキッチンは収納次第。使いたいモノがすぐに見つかる、後片づけもラクにできるキッチンには収納のことを考えた原則があります。
そこで、いまあるキッチンを使いやすくするその原則をご紹介しましょう。

収納配置の原則

1.原則その1 手順にそったモノの配置
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料理の手順のそってモノが配置されていれば、使いやすいキッチンになります。
・シンクまわり : 水を使う作業のモノを配置
・レンジまわり : 加熱、味つけをするモノを配置
・調理台 : 切ったり、こねたり、味付けをするモノを配置
・配膳台 : 盛りつけに使うモノを配置

これらのモノを配置するには、棚にしまいこむだけではなく、使いやすさのことも考えなければなりません。 とくに頻繁に使うモノは、手の届きやすい場所に配置することが大切ですね。

2.原則その2 身長にあわせたモノの配置
使いやすい範囲に収納があると、疲れることなく料理がはかどります。
・キッチンを使う人の身長で、モノをしまう位置が決まる。
・無理なく使いやすい高さは、頭の位置から手を下ろした状態での指先まで。

頭より高い位置にあるモノを出し入れする時は、腕をあげたり背伸びする動作が必要です。それでも届かなければ踏み台を使うことになります。逆に床近くの低い位置では、かがみこむ姿勢をとることに。これを繰り返していると、料理をするたびに疲れてしまいます。
そこで、よく使うモノを無理のない高さに配置したいのですが、下の絵を見てもわかるように、使いやすい範囲はそずいぶんと限られています。そのため、収納はたくさんあっても使いにくい場所が多いので、モノが出たままになったり手前にしまったモノしか使わなくなるというわけです。

モノの配置図

 

使いやすい範囲が少ないからといって、ここで収納をあきらめないでください。
次は、場所別にモノの配置の仕方とそのポイント、さらに収納雑貨選びのワンポイントについてご紹介します。
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