今回もタートルズのブレイクアウト手法から派生させたトレードルールを作ってみたいと思います。まずは
前回のおさらいとしてタートルズの手法をFXに当てはめたルールを記します。
・買いエントリー条件 : 40日の高値を抜いたら買い
・買いエグジット条件 : 20日の安値を抜いたら売り
・売りエントリー条件 : 40日の安値を抜いたら売り
・売りエグジット条件 : 20日の高値を抜いたら買い
この手法の基礎になっている考え方は、長期間の高値や安値を抜いたならばそれは強いトレンド(方向性)を持って推移するということだから、その流れに乗った順張りでエントリーしよう、そして短期の安値や高値を抜いたならばそこでトレンドは終了したと判断してエグジットしようというものです。
ここで
前回の結果を見てみましょう。図1は前回のEURUSDの検証結果のグラフです。特徴だけ捉えると図2のようには見えないでしょうか?
図1
図2
"なだらかに下がり急に立ち上がる"これは小さく何度も負けて大きく一回勝つ、また小さくなんども負けて大きく一回勝つを繰り返しているということです。 ということは逆にすると小さくコツコツ勝てるということではないでしょうか?そして大きなトレンドが出たときに負けてしまう。ならば大きなトレンドが出たときはエントリーしなければ、全体として勝てるロジックができるかもしれません。
前回の検証ではもうひとつの懸念事項がありました。10年間で100回以下しかトレードがされないということです。これではこの手法の信頼性を論ずるのに十分ではありません。判断する期間をもう少し短くしてロジックを作ると取引回数を増やすことはできるでしょう。
ブレイクアウトのカウンタートレード(逆張り)の戦略を作る
前節で述べたような観点からロジックを作ってみましょう。
この手法のもとにする考え方は短期の高値を抜いてもレンジ相場でもどることを期待して逆張りでエントリーです。長期を抜いたときはトレンドがあるとしてエントリーしません。エグジットは利益確定と損切りを同じ値にしてやってみます。エグジットにこのようなルールを適用するのはルールをできるだけ単純にしてロジックの傾向を見るためです。ロジックを作る最初の段階ではよく使う手段です。
また判断する期間を1時間足として取引回数が増えることを期待してみましょう。ルールは以下のようになります。
・買いエントリー条件 : 1時間足直近80本の最安値よりは高く、直近40本の最安値を下抜いたら次の足の始値で買い
・買いエグジット条件1 : 買った価格から200pips上昇したら売り(利益確定)
・買いエグジット条件2 : 買った価格から200pips下降したら売り(損切り)
・売りエントリー条件 : 1時間足直近80本の最高値よりは安く、直近40本の最高値を上抜いたら次の足の始値で売り
・売りエグジット条件1 : 売った価格から200pips下降したら買い(利益確定)
・売りエグジット条件2 : 売った価格から200pips上昇したら買い(損切り)
初心者以上の方には耳慣れた言葉かもしれませんが、買った価格や売った価格のことは建値といいます。読み方は「たてね」でも「たちね」でもいいと聞いています。この記事以降は同じような場面が出たとき建値という言葉を使わせていただきます。
次のページで検証してみてみましょう。