東京の観光・旅行/東京のお土産

日本橋本店で買う 老舗の東京土産

五街道の起点、そして海運の街として、江戸時代全国から人・モノが集まり賑わっていた日本橋。江戸の人々に愛された店のいくつかはのれんを守り、今も日本橋に本店を置いて営業中です。そんな創業 “軽~く”数百年の老舗に並ぶ商品の中から、東京土産として喜ばれそうな逸品をご紹介しましょう。

藤丸 由華

執筆者:藤丸 由華

東京ガイド

創業“軽~く”数百年の老舗

日本橋の街並み

ビルの街並みになっても、日本橋の賑わいは変わらず

五街道の起点、そして海運の街として、江戸時代全国から人・モノが集まり賑わっていた日本橋。後の三越となる『三井越後屋呉服店』や東急百貨店となる『白木屋』などは、江戸時代に日本橋で創業した店です。

この他にも、江戸の人々に愛された店がのれんを守り、今も日本橋に本店を置いて営業中。そんな創業“軽~く”数百年の老舗に並ぶ商品の中から、東京土産として喜ばれそうな逸品をご紹介しましょう。


『海苔屋ののりせんべい』~山本山

山本山

創業300年を越える日本橋の老舗『山本山』。初代は京都の宇治から日本橋へやってきました

1690年、水戸黄門こと水戸光圀が「ご隠居さん」になった元禄3年に創業したのが、「上から読んでも山本山、下から読んでも山本山」のCMでおなじみ、海苔とお茶の老舗『山本山』です。日本橋の本店は日本橋タカシマヤの隣にあり、こだわりのお茶漬けや、老舗『長門』の和菓子などが楽しめる、喫茶室を備えた店舗になっています。

海苔屋ののりせんべい

海苔が主役ののりせんべい。口コミで大人気商品に!

そんな山本山本店で東京土産・おもたせとして人気を博しているのが『海苔屋ののりせんべい』(1575円)。9代目山本嘉兵衛が10年ほど前、「海苔が主役のせんべいを作れないものか」と考え、生み出されました。

海苔は、「味がせんべいより強すぎず、でもテイストが残るようなものを」と厳選され、3ミリほどの薄いせんべいを覆い隠しています。ぱりっとした海苔、サクッとした激薄のせんべいのハーモニーがたまらず、1人で1缶余裕で空けてしまいそう……。

全国にある山本山各店舗で買える場合もありますが、口コミで人気が広がり、手に入りにくいというのが現状。本店では他の店舗よりストックが多いそうなので、手に入れたい人は日本橋本店にGO!

<DATA>
山本山 日本橋本店
住所:東京都中央区日本橋2-5-2 
TEL:03-3281-0010
営業時間:10:00~18:00 (6~7月、11~12月は 9:30~19:00まで)
定休日:年中無休(元日除く) 
アクセス:東京メトロ『日本橋』駅徒歩1分

次のページでは鰹節の老舗から誕生した意外な逸品をご紹介
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