ビフォー・アフター：クローゼット編(4ページ目)

シーズンオフの衣類は箱収納で

天井に近い所にある棚には、使用頻度の低いモノをしまっているとのことでした。たとえば紙袋を使って、スキーウエアや習い事の資料等を入れ分けてあったり、旅行用品一式をバッグにひとまとめにしたりといった具合。あまり使わないけれど無いと困るようなアイロン用具も棚に並んでいました。

こういった品物を、手の届きにくい棚にしまうのは基本通りなのですが、買い物をしたときの紙袋のストックも上の棚に置くと、ますます紙袋が溜まるばかりです。この紙袋こそどんどん使って消耗していって欲しいので、下におろして使ってもらうことにしました。

それとは逆に、プラスチックケースに入れて床に置いていた冬小物を上の棚に置くことにします。マフラーや帽子、コートのライナーなどを箱に入れたら、ちょどいい具合に棚におさまりました。クローゼットの造りはそれぞれ違いますので、衣替えと衣類整理のコツを参考にしてください。さらに、手の届かない高さでも出し入れが億劫にならないように、踏み台も忘れずに。

上の棚にはまだ空いたスペースがあるから「もっとしまえる！」と欲張りたくなるのですが、このくらいの収納量を目安にしてモノを持ちすぎないように心掛けましょう。 そしてクローゼットを有効活用して、使いやすく改良してください。ところで上の棚にあったスキーウエアとベッドパッド……その行き先を見つけました。