収納

紙袋を溜めたがるあなたへ

バッグに入りきらなかったお弁当や折り畳みの傘。これらを整理するサブバッグとして活躍してくれるのがショップの紙袋。そのまま捨てるのは惜しいから収納しとこっ。でもそんなにいらないでしょ。その紙袋!

すはら ひろこ

すはら ひろこ

収納 ガイド

一級建築士

還暦過ぎても現役!建築・インテリア・整理収納の資格と経験による片付け術に定評がある。商品開発や収納用品のデザイン監修をはじめ、雑誌やテレビ、ラジオなどメディア出演多数。著書・監修書20冊以上、人気講師としてオンラインセミナーを開催。プロとして共働き主婦の目線から追求したメソッドが好評。

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バッグに入りきらなかった本、お弁当、ショール、折り畳みの傘などを入れるサブバッグとして活躍してくれるのが紙袋。丈夫でデザイン性の良いショップ袋は、そのまま捨てるのは惜しい! そう思ってしまいます。ところが2次利用をアレコレ想定していると、次から次へと溜まるばかり。本当に活用していますか?その紙袋。

 

女性の好きな紙袋

綺麗な紙袋は、切り開いて箱のカバーにしたり棚の中敷きにしたり再利用しても良いのでは?

綺麗な紙袋は、切り開いて箱のカバーにしたり棚の中敷きにしたり再利用しても良いのでは?

どういうわけか女性はショップのロゴ入り紙袋が気に入っています。サブバッグとして実用に使えるというだけではなく、そこには別の動機も見え隠れ……。

例えばブランドショップの紙袋は、上等なつくりになっていて大好きなブランド名が入っています。この紙袋を街で持ち歩いているということは、そのお店で品物を買ったことの証です。これは一つの勲章のようなもの。なかにはショップの紙袋が擦り切れるまで使っている人もいます。
スーパーブランドの紙袋ともなると、リサイクルショップで引き取ってくれることもあるほどの値打ちがあるものです。

ところがブランドショップの紙袋ではなくても、捨てられない人が多くいます。ショップの紙袋をストックすること自体に特段の問題があるわけではありません。が、押入やクローゼットのなかに占める紙袋の居場所が少し無駄ではありませんか?ガサゴソ嵩張るばかりで、溜め込んでいるうちに紙袋が傷んでしまっていることもあります。一事が万事で、その「溜めグセ」が問題なのです。

せめて大切に保管する紙袋と、そうではないものと分けて整理する方向にシフトしましょう。区別は単純に2つに分けるだけです。

 
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