iPhone/iPhoneの基本

iPhoneでできること

iPhoneを日本の高機能な携帯電話と比べると、なんとなく見劣りしてしまうように感じてしまう人も多いのではないだろうか。しかし、主要な機能はきっちりカバーしているので安心だ。

石川 温

執筆者:石川 温

携帯電話・スマートフォンガイド

iPhoneって、何ができるの?

ネット、メール、マップなど、標準機能だけでもさまざまなことができるiPhone

ネット、メール、マップなど、標準機能だけでもさまざまなことができるiPhone


iPhoneには実に多くの標準機能が搭載されている。一般的な携帯電話の場合、機能があってもなかなか存在に気づかず、使わずにいることがほとんどだが、iPhoneでは、アイコン表示がでているので、ついついアイコンをタッチして使ってみたくなる。操作も簡単なので、継続して使うようになるのが不思議だ。ざっくりとだが、まずiPhoneでできることをまとめてみよう。

■iPhoneでできるこんなことあんなこと(標準機能)
  • Safari(インターネットサイトの閲覧ができる)
  • iPod(音楽や動画ファイルの再生ができる)
  • SMS/MMS(電話番号を使ったメール)
  • メール(インターネットのメールを送受信可能)
  • カレンダー(スケジュールの管理)
  • 写真(iPhoneで撮影したものやパソコンの画像を閲覧できる)
  • カメラ(iPhone 4なら、500万画素オートフォーカスカメラで、HD動画撮影も可能。iPhone 3GSなら300万画素オートフォーカスカメラ搭載で動画撮影も可能)
  • YouTube(動画投稿サイトYouTubeを閲覧できる)
  • 株価(上場銘柄の株価をグラフ付で見られる)
  • マップ(グーグルマップの地図を扱える)
  • 天気(世界各国の天気予報を見られる)
  • ボイスメモ(会議や打ち合わせの時に使えるICレコーダー機能)
  • メモ(ちょっとしたことをテキストで記録できる)
  • 時計(世界時計だけでなくアラームやタイマーなども使える)
  • 計算機(画面を縦にすると一般的な計算機、横にすると関数計算機に早変わり)
  • iTunes(音楽を直接、購入してダウンロードできる)
  • App Store(アプリケーションを購入してダウンロードできる)
  • コンパス(東西南北の方角を知ることができる)
  • アドレス帳(住所録、ネットに上げてあるアドレスデータとの同期可能)
標準機能だけでもさまざまなことができるiPhoneだが、その中でも一番のオススメなのは「ネットとの相性のよさ」と「iPhone用のさまざまなアプリ」だ。


インターネットとの相性が抜群のiPhone

大型ディスプレイでメールやネットも快適に使えるiPhone

大型ディスプレイでメールやネットも快適に使えるiPhone


3.5インチの大型ディスプレイを搭載するiPhone。しかもiPhone 4なら、960×640ピクセルという高解像度の液晶を搭載。このディスプレイのおかげで、ユーザーとして便利と感じるのがインターネットとの相性の良さだ。

特にオススメなのがウェブブラウザ。「Safari」というブラウザはタッチパネルにより、快適に操作できる。見たい場所を瞬時に拡大縮小することができるので、ストレスなくウェブページを閲覧可能だ。本体を横にすれば画面表示も横になる。そうすることで、パソコン向けページの横幅があったかたちで表示されるので、かなり見やすくもなるのだ。

インターネット関連としてはメールとの相性もいい。特にGmailと連携させれば、迷惑メールを排除した状態で、外出先でメールをチェックすることができる。iPhoneで返事を書いても、あらかじめ設定しておいたメールアドレスで返信できるのも嬉しいポイント。


足りない機能はアプリでほぼ補えられる

世界中のアプリケーション開発者が、iPhone向けのアプリを作っているというのも見逃せないポイントと言える。携帯ゲーム機に匹敵する本格的なゲームから、電子書籍、実用系アプリなど幅広く揃っている。さまざまな会社がiPhone向けに供給しており、すでに22万以上のアプリケーションが揃っている。

欲しい機能なら、それなりに揃っているというのがいまのiPhoneアプリの状況だ。


使えないのはおサイフケータイ機能だけ、か?

iPhoneが登場した当初、「日本で一般的な使えない機能が多くて受け入れられない」という意見があった。とはいえ、発売から2年以上が経過し、アップルとソフトバンクモバイルの努力により、かなりの部分が改善されている。

例えば、メールの絵文字に関しては、すでに問題なく使えるようになっており、ドコモ、auなどの他社に対しても絵文字メールの送受信が可能だ。

ワンセグに関しても、別売りのバッテリー内蔵型のワンセグチューナーによって、テレビ番組の視聴、録画ができるようになった(視聴、録画にはソフトバンクの「テレビ」アプリが必要)。

ただし、日本のケータイに比べて見劣りがしてしまうのが、「おサイフケータイ」機能だ。こちらはセキュリティの問題もあって、なかなか対応できていないようだ。

日本のケータイでできることをiPhone単体ですべてこなすには、まだ至っていないのが現状だ。またiPhoneは画面が大きく使いやすいだけではなく、持っていて楽しいこともあって、どうしても使いすぎてバッテリーの消耗も早い。iPhone 4になってかなり改善はされているが、日本のケータイに比べるとやはり消耗は速いように感じる。

おサイフケータイなどは一般的なケータイを使い、ネット関連はiPhoneを使うという2台持ちというのが最も理想的な使い方と言える。


【関連サイト】
iPhone(アップル)
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※機種やOSのバージョンによって画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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