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更新日:2010年10月29日

利益?不利益?そもそも「TPP」って何?

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TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への参加に、菅総理が前向きになっています。そもそもTPPとは一体何? 参加したら本当に日本にとって利益になるものなのでしょうか?

TPPとは?

太平洋を囲む広大な自由貿易圏が出来上がるのか?

太平洋を囲む広大な自由貿易圏が出来上がるのか?

TPPとは、「環太平洋戦略的経済連携協定(Trans Pacific Partnership)」の略称。簡単に説明すると、太平洋周辺の広い地域の国、例えば日本、中国、東南アジア諸国、オセアニア諸国、アメリカなどが参加して、自由貿易圏を作ろうという構想です。

アメリカ大陸には、すでにNAFTA(北米自由貿易協定)という自由貿易圏があります。NAFTAはアメリカ、カナダ、メキシコの3ヶ国だけの自由貿易協定ですが、この3国間では関税などなしに自由に貿易を行うことができます。このような自由貿易圏を太平洋周辺の広い地域で作ろうというのが、TPPの構想です。

TPPは2006年5月にチリ、シンガポール、ニュージーランド、ブルネイの4ヶ国で発効したのが始まり。この当時はまだ大国と言える国はいませんでしたが、その後、アメリカ、オーストラリア、ペルー、ベトナムの4ヶ国が参加の意思を表明して、交渉を開始しています。つい最近になって、マレーシアも参加の意思を表明しました。これらの国が全て参加すれば、TPPは9ヶ国の自由貿易圏になります。

そして10月になって菅政権は、「わが国もTPPへの参加を検討する」と表明しました。
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