お金が貯まる 黄金の習慣/どんな商品で積み立てるのがいい?

お金がまとまったら、運用して増やそう

「積み立て」でコツコツとお金を貯めていくと、そのうち10万円、100万円、300万円などとまとまったお金になるはずです。そのまとまったお金を増やすには、どうしたらいいのでしょうか? 「積み立て」のその後の運用法について紹介します。

執筆者:All About 編集部

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積み立てで100万円以上貯まったら、金利が高いものに預け替えを

「積み立て」ができていれば、お金を貯める習慣として基本的には合格です。「積立定期」を利用している人は、300万円貯まるまでは、そのまま積み立てを続けていっていいでしょう。

もし、こまめに預け替えることができれば、積み立てで10万円貯まったら、金利が少し高めのネット定期に預け替えるとお得です。

こまめに預け替えるのが面倒なら、100万円以上貯まった段階で、金利が高い安全商品への預け替えを検討しましょう。

気をつけたいのが、「お金をもっと増やさないと」と焦って、知識がないまま貯まったお金で過大な投資に手を出してしまうこと。基本的には、貯蓄が300万円くらい貯まるまでは、本格的な投資を始めるべきではありません。

「積み立て」と「投資」は別で考えることが大事です。「積み立て」でお金の土台をつくって、余裕ができてから投資をスタートしましょう。

 

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100万円以上貯まったら利用したい金融商品はコレ!

100万円以上貯まったら、まずは安全商品で金利が少し高いものに預け替えましょう。
その一例を紹介します。

●ネット定期
「ネット銀行」とは、店舗を持たずにネットでやりとりする銀行です。お金の出し入れは提携している銀行のATMで行います。店舗などのコストがかからない分、店舗で預ける普通預金や定期預金に比べて金利が高いのが魅力です。「ネット定期」とは、ネット銀行の定期預金のことで、1円からなど、少額から利用できる銀行も多いですが、100万円以上の預け入れで金利が高くなるのでおすすめです。ボーナス時期にはキャンペーン金利が実施されることが多くさらにお得になります。

ネット銀行の例としては、ソニー銀行、住信SBIネット銀行、楽天銀行などがあります。
提携ATMによっては、入出金に手数料がかかる場合がある点は、要注意です。


●お楽しみ定期
10万円以上から利用できるものが多く、定期預金にさまざまな特典がついているユニークな商品です。預入金額に応じて、宝くじやプレゼントなどがもらえます。

例えば、「スルガ銀行ANA支店・マイル付き定期預金」なら、定期の預入10万円ごとに年間60マイルもらえます。「静岡銀行インターネット支店・宝くじ付き定期預金」なら、150万円の預入で年間15枚の宝くじがもらえます。

「貯まる人」になるためには、楽しみながら続けていくのがコツです。まずは積み立てからスタートして、100万円貯蓄に向けて一歩踏み出しませんか?

取材・文/西山美紀 監修/畠中雅子(ファイナンシャル・プランナー)

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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