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子ども喜ぶ! 立春を祝う恵方巻レシピ

春を祝う簡単な手巻き寿司で節分を祝ってみませんか? 梅の形の恵方巻のレシピです。

川口 由美子

執筆者:川口 由美子

離乳食・幼児食・妊娠中の食事ガイド

子ども喜ぶ! 立春を祝う恵方巻レシピ

所要時間:20分

カテゴリー:ご飯・麺・粉物お寿司

春を祝う手巻き寿司

節分(2月3日)は、立春の前日を指します。「明日から新しい1年」として、鬼とともに悪い気を追い払う意味が節分の豆まきにつながっていると言われてます。節分のメニューは、鬼をモチーフにした食事もいいけれど、春をお祝いするメニューはいかがですか?

節分といえば、関西方面の習慣であった「恵方巻き(丸かぶり寿司)」が、最近ではコンビニチェーンなどが普及して日本全国でみられるようになりました。恵方巻きは節分の夜にその年の恵方に向かって目を閉じて、願いを込めながら、話さずに一気に食べるといわれています。

でも、子どもは窒息する危険性があり、「丸かぶり」は避けたいもの。切ってしまうと縁起がよくないと言われていますが、それは由来も不確か。楽しく安全に節分を祝うには、切って味わったほうが良さそうですね。次ページでは、「春を祝う巻き寿司レシピ(梅花太巻き)」をご紹介します。かわいい梅のモチーフが簡単にできますよ。

立春を祝う恵方巻の材料(大人2人+子ども1人分)

梅花太巻
ご飯茶碗2杯
ゆかり小さじ1/2杯
海苔全形3枚
1個
ご飯は普通に炊いたものでOK!半分(茶碗1杯分)はゆかりと和えておきます。

立春を祝う恵方巻の作り方・手順

梅花太巻

1お花部分の海苔とご飯の用意

全形のり1枚の短い辺を4等分に切ります。これを5枚用意します。ごはんは全体の約半量(茶碗1杯分)をゆかりにあえておきます。<br />
全形のり1枚の短い辺を4等分に切ります。これを5枚用意します。ごはんは全体の約半量(茶碗1杯分)をゆかりにあえておきます。

2細巻を作る

巻き簾の上に1の海苔を置き、よく混ぜて薄い色のついているゆかりごはんをティースプーンなどで薄く広げる。<br />
巻き簾の上に1の海苔を置き、よく混ぜて薄い色のついているゆかりごはんをティースプーンなどで薄く広げる。
ゆかりごはんが無ければ梅肉でも

3細巻を作る(巻く)

巻き簾で2をしっかり巻きます。これを5本作ります。ごはんがはみ出ないように注意! これで「細ゆかり巻」が5本できました<br />
巻き簾で2をしっかり巻きます。これを5本作ります。ごはんがはみ出ないように注意! これで「細ゆかり巻」が5本できました

4卵焼きを作る

卵焼き用フライパンなどに、油(分量外)を敷き、割ほぐした卵液を入れてまとめるようにして細長く焼きます。焼き終わって冷めたら、細長く(3等分程度)に切ります。<br />
卵焼き用フライパンなどに、油(分量外)を敷き、割ほぐした卵液を入れてまとめるようにして細長く焼きます。焼き終わって冷めたら、細長く(3等分程度)に切ります。
本レシピでは味付けしていませんが、みりんや塩、だしを加えて厚焼き玉子風にしてもOK

5大きな海苔に薄くごはんを敷く

すだれの上に全形のり1枚を敷き、白いごはんを薄く敷きます。このときに向こう側1cm程度はごはんを敷きません。<br />
すだれの上に全形のり1枚を敷き、白いごはんを薄く敷きます。このときに向こう側1cm程度はごはんを敷きません。

6具を載せます

5の上に3で作った「細ゆかり巻」を5本並べ、2本目と3本目の上に4の細長い卵焼きを乗せます。<br />
5の上に3で作った「細ゆかり巻」を5本並べ、2本目と3本目の上に4の細長い卵焼きを乗せます。

7巻きます

手前から一気に巻き簾を奥に倒すように巻きます。このときに、細ゆかり巻の1本目と5本目が合わさるように注意しながら巻くと、うまくいきます。<br />
手前から一気に巻き簾を奥に倒すように巻きます。このときに、細ゆかり巻の1本目と5本目が合わさるように注意しながら巻くと、うまくいきます。

8巻き終わりを下にして10分ほど置く

巻き終わりを下にして5-10分程度置いてなじませる。<br />
巻き終わりを下にして5-10分程度置いてなじませる。

9食べやすいように切る

ぬらした包丁で切ります。<br />
ぬらした包丁で切ります。
海苔は子どもには噛み切りにくいので、食べるときには大人が見守ってあげましょう。

ガイドのワンポイントアドバイス

節分には「丸かぶり寿司」の風習がありますが、海苔は子どもには噛みきれないものなので、必ず海苔巻は切り分けてあげましょう。※離乳食・幼児食は、誤った方法による実践に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。月齢や年齢に応じた食材を使用し、衛生面や食物アレルギーを十分に考慮したうえで、正しい方法で行ってください。気になる症状がある場合は自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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