筋トレ・筋肉トレーニング/腹の鍛え方

秋の夜長に、集中力がUPする腹ワークアウト(2ページ目)

集中力を持続させるには、集中が切れかかってきた時に、再度目標を見据えて踏みとどまるだけの力が必要。そのためには、体の中心=腹に力がないと頑張ることができません。つまり、集中力の維持には、日頃から腹筋のメンテナンスをしっかりしておくことが重要となるのです。

森 俊憲

執筆者:森 俊憲

筋トレ・筋肉トレーニングガイド


体幹を鍛え、持久力をつける 「アブアイソメトリック」

「体力をつける」といわれても、何から始めればいいのかわからないという方に、まずやってもらいたいトレーニングがこれです。見た目は簡単そうに見えますが、やってみると驚くほど効果があります。腹筋~背中~腰にかけてのコアマッスルを鍛えることができるため、体力の向上だけでなく、メタボ改善などで見た目も向上すること請け合いです。

アブアイソメトリクス1

手順1

【スタートポジション】
床に両ひじとつま先をつけます。

 
アブアイソメトリクス2

手順2

ひじとつま先だけで体を支え、体を一直線に保ちます。この姿勢を30秒間キープ。途中でお尻の位置が下がらないように注意。

 
この動きを毎日続けるだけで、体全体が変わっていくのを実感できるはずです。
慣れてきたら、少しキープする時間を延ばしてみてください。


トレーニングしながら集中力を高める 「レッグアップリフト」

続いては、ちょっと上級者向けのトレーニングを紹介します。この「レッグアップリフト」は、腹筋の力で下半身を持ち上げることで、お腹、二の腕、体幹の深層筋などをしっかりと刺激します。体の中心に力を集めるよう意識しながら行えば、トレーニングの効果もアップしますし、集中力も高めることができます。

レッグアップリフト1

手順1

【スタートポジション】
床に仰向けになり、手のひらを下に向ける。

 
レッグアップリフト2

手順2

足の裏を天井に向け、ひざを伸ばす。この時、太ももを引き寄せ合うように意識し、中心に力を集める。

 
レッグアップリフト3

手順3

お腹から引っ張り上げるようにイメージしながら、お尻を床から持ち上げる。この時、手のひらや腕で床を押し過ぎないように注意。腕はあくまでバランスを保つためのサポート。最後に、お尻をゆっくりと床に戻します。この動作を、10回を目安に繰り返し行いましょう。

 
どちらもトレーニング自体は短時間で行えますが、できれば夜に自宅で、リラックスした状態でじっくりと行うことをおすすめします。使われている筋肉や部位に意識を集中させてしっかり行えば、トレーニングの効果だけでなく、集中力も高められるので、一石二鳥です。

また、今回おすすめしたトレーニングはガイドの著書、「読む筋トレ」の中でも紹介しています。この本には、自宅でジムのように体を鍛えることのできるメソッドが多数紹介されているので、さらにじっくり取り組みたいという人におすすめです。「アブアイソメトリック」や「レッグアップリフト」のトレーニング動画も見られますよ。

【関連情報】
『読む筋トレ』ワークアウト動画解説

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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