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REGAL TOKYO完全復活!

今年の1月に銀座4丁目の旧店舗を惜しくも閉じたREGAL TOKYO。しかしファンの声援と関係者の努力が実り、間借り先だった銀座1丁目のREGAL WOMENを改装することで、この度見事に復活を果たしました。ここでしか買えないオリジナルのREGAL既製靴や、11月5日から開催する「工房九分仕立てパターンメード受注会」で登場する新木型など、屋号復活と連動した話題も合わせてご紹介しましょう!

飯野 高広

執筆者:飯野 高広

靴ガイド

驚き、そして感動の復活!

新REGAL TOKYOundefined1F

これまでREGAL WOMENだった1階を改装し、2階と共々完全復活なったREGAL TOKYO。1階はこの店のオリジナル既製靴のみならず、ベルトやバッグも取り扱います

今年(2010年)の1月、銀座四丁目の店舗を惜しまれつつも閉じたREGAL TOKYO。その後は銀座一丁目にあるREGAL WOMENの店舗の2階を間借りする状態で復活のタイミングを伺っていたのですが、この度その1階を改装し、2フロア共々再びREGAL TOKYOの名で営業を始めました。昨今の経済状況なども考えると、
「少なくとも1~2年はかかるだろうなぁ……」
と、個人的には思っていたのですが、多くのファンの熱い声援と関係者の多大な努力で、嬉しくも予想外の早期リバイバルが実現したのです!

屋号復活を機に、取扱商品もパワーアップしていますので、今回の記事ではそれらを中心にご紹介致しましょう。まずは旧店舗から移転の際に泣く泣くリストから外し、この度再デビューを果たした「REGAL TOKYO ORIGINAL」の既製靴から。第一弾は「Alex」と呼ばれるシリーズで、下の写真をご覧の通り、一見なんてことのないシルエットを有しているので、再デビューの為の作にしては地味に思う人もいらっしゃるかもしれません。

でも、こういった「普通の顔立ちの靴」こそ、新生・REGAL TOKYOらしさがはっきりと表現されている作品だと、小生は思うのです! 個性だ独自性だと騒いでいる割にはその「個性の出し方」が皆同じで、足元が目立つ以上にでしゃばっている品の無い紳士靴が多い昨今、この種の端正な靴は潜在需要が実は多いにも関わらず、巷では全然見付けられなくなっています。それをしっかり汲み取る姿勢を、お店として誠実に見せてくれているからです。スタンダードな靴をどう履きこなすかが、本当にお洒落な人の自然な個性の出し方! 革底ではなく敢えてダイナイトソールを採用しているので、履く環境をそれほど気にせずに済むのも嬉しい点ですよ。因みにライニングやソックシートの色には、旧店舗時代から好評だった渋い「紫」を採用しています!

■REGAL TOKYO ORIGINAL (Alexシリーズ)
・スタイル:A.内羽根式フルブローグ、B.内羽根式キャップトウ、C.外羽根式パンチドキャップトウ、D.外羽根式Uチップ(いずれも鳩目は5穴)
・色:ブラック、ブラウン (ただしC.はブラックのみ)
・アッパー素材:国産キップ・スムースレザー
・底材:イギリス製ダイナイトソール
・製法:グッドイヤー・ウェルテッド
・サイズ:23.5cm~27.0cm(0.5cm刻み)
価格:いずれも2万9400円(税込)
Alexundefined内羽根フルブローグ

REGAL TOKYO ORIGINALシューズの復活第一弾、Alexシリーズの内羽根式フルブローグです。奇をてらわないデザインとダイナイトソールのお陰で、履ける場が非常に多いのが魅力です



好評の工房九分仕立てにも、新たな木型がデビューします。詳しくは次のページで!
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