オークション詐欺にあったときは
オークション詐欺にあったらやるべき事
詐欺に遭ってしまうと、ショックを受けたり、怒りが煮えたぎったり、不安や猜疑心にさいなまれ、やる気がおきなくなったりします。でもそこで負けてはいけません。落ち込んだ気持ちを奮い立たせて、詐欺に遭った場合の手続きをしましょう。
詐欺かも?と思ったら一番最初にやっておくこと
まずは取引のページを保存します。取引のページや状況は、警察へ被害届を出すときに必要になりますが、インターネット上から削除されてしまうと、あとで確認ができなくなります。それを防ぐためにも、初期の段階で保存やプリントアウトをしておくことをおすすめします。
Internet Explorerのファイルメニュー、[名前を付けて保存]をクリックし、どこかにフォルダを作ってまとめて保存をしておきましょう。商品ページを保存しただけでは、評価ページなどへのリンクをクリックしても表示されません。クリックして表示できる情報は、それぞれのページごと[名前を付けて保存]を繰り返して保存しておきましょう。

パソコンが壊れたときのために、念のためプリントアウトもしておきます。
取引のメールや、振り込み状況など、パソコンだけに保存されているものは念のために印刷もして、保管しておきましょう。
もう一度相手に連絡をしてみよう
相手と連絡が取れないときに、慌てて「詐欺だ!」と思う前に、再度相手に連絡を取ってみましょう。もしかすると、相手にやむを得ない事情が発生していたり、あなたが送ったメールが届いていないのかもしれません。
- メールで
- 連絡用掲示板で
- 電話など
- 評価から
メールや電話がつながらなくなることがあります。私も落札者からの連絡がなかった時に、何度かこちらからメールを送り、連絡をとろうとしましたが、相手から連絡がなく、困ったことがあります。相手のメールサーバーが不調で届かなかったとのことでしたが、評価欄に書き込みをして、やっと連絡をもらえました。
○メール
こちらのメールが正しく動作しているか確認をしましょう。他の人に送ることができますか?自分宛のメールは届きますか?試しに自分宛に送ってみましょう。また、ウィルスチェックなどで、削除されたり、他のフォルダに振り分けたりしていないか調べてみましょう。
○連絡掲示板
2005年6月までは、メールなどで連絡が取れないときは、評価欄にて連絡を取りました。評価欄からの連絡では一度評価をしないといけないので、相手がどのような取引相手かわからないうちに「よい」「悪い」などの評価をつけて、評価コメント欄に入力をしました。
これは評価欄の本来の使い方ではないので、2005年6月から、オークション終了後に出品者と落札者がやり取りをするためのツール「連絡掲示板」が追加されました。Q&Aの感覚で書き込み、公開ができます。

○評価欄
評価欄は、誰にでも見ることができるので、書き込みの内容に個人情報を載せないなどの、配慮が必要です。評価欄なので「よい」「悪い」などの評価をした上での書き込みとなります。2005年6月に連絡用掲示板ができたので、評価以外は連絡掲示板に書き込むようにしましょう。
それでも連絡が取れない場合は内容証明郵便です。
内容証明郵便
内容証明郵便を送ります。内容証明郵便を送ることは、相手に確実に連絡を取ろうとしたという証明になります。ヤフーオークション補償をうける際にも必要になるので、詐欺に遭った可能性が高い場合は、内容証明郵便を出しておくとよいでしょう。確信犯の詐欺ではない場合、内容証明郵便が来てビックリして取引が進むことも考えられます。
内容証明郵便とは、いつ誰が誰宛に、どのような文書が送られたかを証明する郵便です。証明は謄本でおこないます。差し出す際に、謄本2通と文書1通を一緒に差し出します。書式様式は自由でかまいません。
電子内容証明サービスとは、インターネットで24時間受け付けてくれるサービスです。
Yahoo! JAPANに被害届を出す
オークションのヘルプからYahoo! JAPANに連絡を取ります。電話や直接のメールでは受け付けていません。

フォームに内容を入力し、送信します。通常のお問い合わせフォームになっているので、心配になりますが、詐欺に遭った状況を入力し送信すると、それに応じて、Yahoo! オークションから事故報告フォームのアドレスが送られてきます。
事故報告フォームに事故内容や状況を入力をして、送信すると事故報告受付番号が発行されます。
|
ヘルプのお問い合わせフォームに入力、送信
|
|
↓
|
|
Yahoo! オークションから事故報告フォームのアドレスが送られてくる
|
|
↓
|
|
事故内容を入力、送信(落札後30日以内)
|
|
↓
|
|
事故報告受付番号が発行される
|
|
↓
|
|
補償請求フォームが届く
|
|
↓
|
|
補償請求フォームに入力申告(落札後6ヶ月以内)
|
|
↓
|
|
Yahoo! オークションから書類が届く
|
※正当な理由があるとYahoo! JAPANが判断した場合にはYahoo! JAPANへの連絡が落札日から30日を経過した後であっても受付いたします。
警察に届け出る
落札者とは連絡がつきませんか?詐欺事件として取り扱ってもらえるように、警察に被害届を出しましょう。
Yahoo! オークション補償の対象にならない、直接取引の場合でも、警察には詐欺として被害届を出しましょう。
必要なものは変わる可能性があるので、届け出る警察署にあらかじめ確認をしてください。その際、電話に出た人の氏名も聞いておくと、「書類が足りない」「これでは受け付けられない」などのトラブルが防げます。
○必要書類
- 事件のあらまし(日時ややりとりがわかるもの)
- 落札商品のページをプリントアウトしたもの
- 取引相手とやりとりをしたメールをプリントアウトしたもの
- 振り込みの証明書(または振り込み日時などがわかるもの)
- 事前に出品者に送った内容証明郵便の写し
- 届け出の本人を証明する免許証などの身分証明書
- 印鑑
取引の状況は詳しくわかるほうがよいので、できるだけのものをプリントアウトしておくとよいでしょう。商品ページがインターネット上から削除されてしまうこともあるので、怪しいと思ったら早いタイミングでページの保存をしておきましょう。
銀行に組み戻し手続きを依頼する
お金を振り込んでしまったとしても、相手の口座に預金残高があり、振込先の銀行が受取人に連絡し中止を了解すれば、振り込みをキャンセルとすることができます。これが組み戻し手続きです。手数料がかかりますが、入金したATMのある金融機関の窓口で手続きをすると、相手の口座に預金残高がある場合は、振り込んだ金額が戻ってきます。
受取人が組み戻しに了解するとも思えませんが、事件になり、警察が介入し、口座を凍結すれば組み戻される可能性がでてくるそうです。
組み戻しは、詐欺に対して銀行が補償をしてくれるものではありませんし、返金でもないので、残高がないなどの場合や、銀行の規定により、手続きができないことが多く、あまり期待はできませんが、黙っていてはいけません。組み戻される例もあるので手続きをしましょう。
○組み戻し手数料の例)
- イーバンク銀行 840円
- ジャパンネットバンク 630円
その他やっておきたいこと
○他の被害者と連絡を取る
オークション詐欺は他の詐欺と違って、被害が広域にまたがり、操作や被害者の活動がしにくい、ということがあります。しかし、その分ネット上で連絡を取りやすいので、他の被害者と連絡を取り、情報収集をしましょう。
- 評価欄を見る
- 他の被害者に連絡を取ってみる
- 検索をしてみる
- 詐欺を扱っているサイトをのぞいてみる
被害者の会などが結成された場合、評価欄に記載される可能性があります。また被害者として書き込みをしているユーザーのユーザーIDの後ろに @yahoo.co.jp をつけることで、メールが届いて連絡がとれるかもしれません。また、詐欺を扱っているサイトで情報収集ができるかもしれません。
詐欺に遭ってしまったことは残念ですが、負けてはいけません。できるだけのことをして、自分や他の人の被害を小さくしましょう。
最終更新者:堀切 美加 (更新日:2009年08月25日)




