犬/犬の健康管理・病気・去勢・避妊

犬の去勢と避妊

避妊と去勢。飼い主としては一度は悩む問題でしょう。したほうがいいのか、しなくてもいいのか。そもそも手術をしたらどんなメリットやデメリットがあるのか。避妊と去勢について考えてみましょう。

この記事の担当ガイド

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
避妊と去勢。飼い主としては一度は悩む問題でしょう。したほうがいいのか、しなくてもいいのか。そもそも手術をしたら、どんなメリットやデメリットがあるのか。避妊と去勢について考えてみましょう。

犬の避妊・去勢は必要か?

子犬はどんな子でも可愛い
新しい命を産ませるということは、それなりの責任が必要。
環境省が発表している2007年度の「犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況」によれば、同年における犬の殺処分数は98,556頭。年々減少はしているものの、まだこれだけの数の犬達が寿命を全うしきれずにいます。飼育放棄、迷子……こうなる運命の裏側にはいくつかの理由がありますが、彼らのことを考えれば過剰な繁殖にはストップをかけるべきだと多くの人が口をそろえることでしょう。その分、飼育放棄される犬達に生きるチャンスを与えてあげられる可能性もあるわけですから。避妊・去勢の問題を考える時、彼らの存在を忘れることはできません。

もう一つには、病気の予防といった観点。避妊・去勢をすることによって予防できる病気がいくつかあります。特にオス犬の場合、100%では決してありませんが、多少なりとも闘争性を抑え、性格的に穏やかになるのではないかという期待をもてる部分もあります。

これら2点は避妊・去勢を肯定する理由には十分なりえます。一方、病気でもないのに体にメスを入れるのはイヤだ、自然であることが一番、発情中は飼い主がそれにふさわしい管理をしてやればいいだけのことだというような考え方もあります。つまり、避妊・去勢否定派。

避妊・去勢手術をしたほうがいいのか? しないほうがいいのか? どちらかが絶対的に正しいとは言えません。実際に動物愛護センターなどに保護された犬を譲り受ける時、避妊・去勢手術をすることが義務付けられている場合もあります。日本では避妊・去勢を推進する考え方にやや傾いている風潮がありますが、欧米諸国にしても同様の考え方がある中で、国によっては否定派の意見が主流を占めているようなところもあります。飼い主が管理するのは当たり前のこと、それができないようであるなら犬を飼う意味がないというような。

つまり、病気や状況などによって避妊・去勢手術が必要な場合を除いて、手術をするかしないかは私達飼い主の考え方一つということ。手術をするにはある程度の適期というのがありますから、犬と暮らそうと決めたのならば避妊・去勢についても考えておきましょう。

更新日:2010年04月01日

(公開日:2010年02月28日)

あわせて読みたい

    この記事を読んで良かったですか?

    良かった

    2

    この記事を共有する