近所づきあいはあいさつから
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| あいさつひとつで近所づきあいがスムーズになることも |
次に、実際、どんなトラブルがあったのか、「
入居当初の近所づきあいで、困ったことがありますか?」との問いの回答を見てみましょう。
多いのが「
こちらがあいさつしても返してくれなかった」という回答。日常のあいさつをしない人、できない人が意外に多いようです。あいさつしてもらえなかったり、無視されたりするのは悲しくなりますよね。毎日のように起こることだけになおさらです。
中には「エレベータであいさつされたこと」(43歳、男性)が困ったと回答する人もいます。このように、人によって感じ方が違うということが、近所づきあいの難しいところかもしれません。
また、「
名前がわからない」(37歳、男性)「
世帯数が多くて、顔を覚えられない」(34歳、女性)という意見もありました。すれ違うだけ、というつきあいがほとんどであれば、なかなか顔が覚えられないのも無理はありません。逆に、日常であいさつができていれば、すれちがったときに気持ちよく過ごせますし、顔を覚えるきっかけにもなりそうです。
ご挨拶のベストタイミングは入居前
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| 入居前の挨拶は円滑な近所づきあいの第一歩 |
近所づきあいについての最後の質問は「
入居済の人たちになじむために役立ったこと、してよかったと思うことがありますか?」。すでに住んでいる人たちの輪の中に入っていくことは、中古マンションならではの特徴です。どうすれば、近所の人たちと、スムーズに仲良くなれるのでしょうか。
この回答で多かったのは「
入居前に、ご近所にうかがうご挨拶」でした。特に
リフォームする場合は、その騒音が未来の隣人に迷惑をかけていることもあるので、
入居前にご挨拶回りをすることは必須でしょう。
「
引っ越す前にリフォームしたので菓子折りを持ってご挨拶しました。入居者のチェックができてよかったです」(38歳、女性)のように、挨拶と同時に入居者を知るきっかけをつくり、近所づきあいの不安を解消している人もいます。また、入居前にご挨拶できない場合でも、入居からあまり時間が経たないうちにご挨拶をしておきましょう。
両隣と上下階プラス管理員は必須!?
ところで、どのくらいの範囲にご挨拶すればよいのでしょうか?
これについては、
一番多い回答が「両隣と上下階」でした。マンションの構造や部屋の位置によりますけれども、
両隣と上下階の4軒へのご挨拶は必須ですね。お世話になる機会も、すれ違うことも多いはずだからです。
さらに「
管理員さんに」という回答がありました。管理員は、いろいろと面倒を見てもらうことが多いですから、これもぜひご挨拶しておきたいところです。
実は、入居時の挨拶だけでなく、
管理員と仲良くなることは、マンションご近所づきあいの大事なポイント。共用スペースの使い方など、そのマンションでスムーズに暮らすコツなどを教えてもらえたりするからです。
ご挨拶の際に手みやげ、粗品を持参する人も多いようです。菓子折りや図書券など、場所をとらず、誰もが使える、気の利いたものが喜ばれるようです。ご挨拶された人同士が「こんないいものをいただいた」と話すこともあるでしょうから、粗品を渡すならば、金額や数に差をつけないほうがいいでしょう。
コミュニティへの積極参加も効果あり
マンション内で
顔なじみになるためには、管理組合や自治会への参加、行事への参加が役立つようです。参加することで、他の住人とのコミュニケーションが増えた、同じ係になった人と仲良くなれた、という意見が多くありました。役割を通じて親しくなれるだけでなく、もともと住んでいる人たちの
コミュニティに、積極的にかかわりたいという姿勢も示せるというメリットもあるようです。
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| 家族全員が快適に暮らすためにも近所づきあいは大切 |
子供同士が仲よくなって、よい関係が生まれたという意見もあります。子供が騒音で迷惑をかけないかという心配も多くありましたが、逆に仲よくなるきっかけとなったケースもあるようです。
そしてコミュニティへの参加と同じくらい「やってよかったこと」とされているのが「
日常のあいさつ」。「トラブルや困ったこと」でも取り上げましたが、その効果は多大なものがあります。
仕事で家にいないことが多い人も、本人だけでなく、家族や子供がお世話になっているかもしれません。そのときにお互い気持ちよく過ごせるだけでも、挨拶はする価値のあることです。「しなきゃいけないから」という感覚ではなく、自然なこととして心がけてほしいですね。
快適に暮らせるコツ
「中古マンションの入居は近所づきあいが不安」という人は確かにいましたが、「入居時にやってよかったこと」を見ると、必ず解決法がありました。また、これらの解決法は、マンションでスムーズに快適に暮らしていく上での、マナーやコツとも受け取れます。
いいおつきあいができることは、よい住環境を手に入れることと同じです。ちょっとしたマナーやコツを心がけることで、あなたの家族が長く暮らす場所を、より快適なものにしてくれるでしょう。