「マンションなら、ご近所づきあいの気苦労なんてない」と思っている人も多いのではないでしょうか?実は、現代の都心部のマンションでも、意外なほどに「ご近所づきあい」は存在します。
とくにお子さんがいる場合、「ご近所づきあい」で、不安や悩みを抱えている家庭も少なくないようです。
今回は、
中古マンション購入者のアンケート回答をもとに、現代流の
マンションご近所づきあいの実態と、うまくつきあうコツを伝授します。
3人に1人は不安を感じている!?
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| マンションでも、近所づきあいに不安を感じる人は多い |
ここ5年以内に中古マンションを購入した30~40代の男女100人ずつに、アンケートを実施しました。
<以下すべて2008年3月All About調べ、調査実行:Yahoo!バリューインサイト>「
入居前、先に入居済の人たちとの近所づきあいについて気にされましたか?」との問いには、
全体の32%の方が「不安だった/とても不安だった」と回答しています。回答を性別で見ると、
男性は24%、女性は40%もの方が「不安だった/とても不安だった」と答えています。
女性のほうが不安をもっていた割合が多いのは、専業主婦の方や子供をもつお母さんなど家にいる時間が長い女性の方がご近所づきあいを気にされる傾向は今も昔も変わらないようです。
では、具体的にどんなことに不安を感じていたのでしょうか。
「知らないから」「わからないから」が不安のもと
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| 近所づきあいトラブルのニュースを見て不安を感じる人も |
回答として、比較的多いのが「
どんな人が住んでいるか入居するまで分からないから」というもの。やはり「
未知の場所に住む」ということが不安の大きな原因のようです。
なかには「
ご近所トラブルが多い時代なので」(36歳、女性)、「
近所のトラブルについて良く耳にすることだから」(49歳、女性)といった回答が見られました。たしかに最近では、ご近所とのトラブルが報道されることもありますね。こういったことからも、「
人づきあいの少ない現代だから不安はない」とはいえないようです。
また、マンションは長期間住むことが普通です。だからこそ「
人間関係が大事」(49歳、女性)、「
付き合いが永くなるので」(34歳、女性)といった心配をしている人も多いようです。
「
後入りだから」(35歳、男性)「
中古だと周りの人の輪に入れるかどうか」(43歳、女性)と、すでにコミュニティができている中古マンションならではの心配をする方もいました。確かに、もともと住んでいる人たちの輪に、なじめるかどうかは気になるところです。
「同エリア内や近隣エリアで買う」で不安は解消できる!?
こうした心配は、どのように解決できるのでしょう?
「
不安はなかった/まったく不安はなかった」という人たちの回答を見ると、「
近所の人に挨拶に言った時に、みんな良い人だったから」(38歳、男性)「
入居前に周りの人に話を聞いたので」(38歳、男性)といった意見が多くあります。「
もともと近隣に住んでいて、知り合いもいたので」(43歳、女性)「
徒歩圏内の物件で、地域の人に余り不安はなかった」(41歳、女性)といった回答も多く見られました。
このように、物件見学のときに住んでいる人に話を聞いてなじんだり、入居までに挨拶に行くことで不安を解消できた人が多いようです。
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| 事前に情報を得ることもトラブル解消法のひとつ |
また、同じエリア内で引っ越す人、知り合いが多いマンションに引っ越す人は、とても心強かったとか。たしかに、中古マンションの場合、「
同エリア内や近隣エリアで買った」という人が多いもの。逆に、その物件を選んだのも、知っているエリアであることの安心感が決め手になったのかもしれません。
このように、エリアのことや入居者のことについて、事前に情報を得ることで、ある程度の不安はぬぐえるようです。どのマンションを買おうかと、複数の候補の中で悩んでいるなら、また、近所づきあいに多少でも不安があるようなら、
知り合いがいるエリアや、いま住んでいる場所に近いエリアで選ぶ、という考え方もあるのではないでしょうか。