大使館や有名校が集まる高級住宅地の代表、麻布・広尾エリア
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| 南麻布5丁目の街並み。レンガや石張りで造られた重厚感のある塀が続く。 |
麻布と広尾のポジションを大まかに説明すると、東京メトロ日比谷線「
広尾」駅と
外苑西通りを境目にして、西側が渋谷区広尾、東側が港区南麻布・元麻布という具合に、行政区分が異なっています。とはいえ、江戸中期から明治の頃までは渋谷広尾町、麻布広尾町というように、この一帯は「
広尾町」という同じくくりでした。どちらも低地の外苑西通りから高台に上っていく形で、
一戸建ての邸宅地や低層マンションが広がっています。かつては、
旧華族や高級軍人が大邸宅を構えていました。
また「
麻布」というと、芸能人やスポーツ選手がお忍びで遊びに訪れる不夜城のような賑やかなイメージを持つ人も多いかもしれませんが、それは「麻布十番」や「西麻布」の一部のエリアに過ぎません。元来、「
南麻布」や「
元麻布」は、広尾と同じように昼間でも人通りが少なく、夜は静まり返っており、西麻布も、かつて「
霞町」と呼ばれた広尾の北側に位置するエリアは、閑静な高級住宅地なのです。
さて、先ほど指摘したような「地ぐらい」の高さを示す要素はどうでしょうか。
まず、外国大使館の数は相当数に上ります。南麻布には、フランス、ドイツ、フィンランド、ノルウェー、スイスなどの欧州系の大使館。元麻布は、オーストリア、スロバキア、パキスタン、マダガスカルと多彩。西麻布は、ギリシャ、ラオス、ルーマニアの各大使館が分布しています。
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| 改装中の日本赤十字医療センター(右側)。左側の建物は、定期借地権で分譲された「広尾ガーデンフォレスト」 |
一方の広尾はやや少なく、チェコ大使館のみ。その代わり、ミッション系の
聖心女子大学や、
東京女学館の中等部・高等部などの代表的な“
お嬢様学校”が揃っています。“
お受験”の
御三家幼稚園のひとつ、
若葉会幼稚園は西麻布4丁目に。住所は違いますが、広尾エリアに入る恵比寿2丁目には
慶応義塾幼稚舎、著名な進学校の
麻布中学校は元麻布2丁目にあります。
こうした有名校へお子さんを通学させるために、麻布・広尾エリアの中古マンションを探している購入希望者も少なくありません。
医療機関も充実しています。
広尾ガーデンヒルズの裏手にあるのが「
日本赤十字医療センター」。2010年には、医療、看護、福祉を提供する総合医療福祉サービスの拠点施設となる「
レクロス広尾」としてリニューアル・オープンする予定です。ちなみにレクロスとは「red cross(赤十字)」の略だとか。
都立広尾病院は「
東京ER(Emergency Room)」の指定を受け、365日24時間の救急医療サービスに対応した総合病院です。有栖川宮記念公園の隣には、東京都から「
総合周産期母子医療センター」の指定を受け、新生児のためのNICU(新生児集中治療室)と併せてM-FICU(母胎・胎児集中治療室)まで整備された
愛育病院があります。身近なクリニックも多く存在するので、いざという時は安心ですね。
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| 「ナショナル麻布スーパーマーケット」。ミネラルウォーター、チーズ、ワインなど、輸入食材が豊富。 |
ちなみに「広尾」駅の周りには、洋風食材やプライベートブランドの豊富な「
明治屋広尾ストアー」、来店客の7割が外国人で、輸入食材の品揃え日本一を誇る「
ナショナル麻布スーパーマーケット」など、ショッピング施設も充実。「
広尾散歩通り」と呼ばれる商店街には、銭湯からお惣菜屋、飲食店、雑貨屋など130以上のお店が揃っています。
南麻布にはヴィンテージ・マンションが目白押し
こうした数々の要素が、麻布・広尾エリアの人気を不動のものとしています。それでは、このエリアで評価の高いハイグレードマンションを紹介しておきましょう。
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| 「ザ・ハウス南麻布」の建物東側から見た外観。「米荘閣」の庭園を彩っていた既存樹を活かした自然と調和したプランが秀逸。 |
「
ザ・ハウス南麻布」は、セゾングループの迎賓館「
米荘閣」の跡地に2004年に建てられた超高級プレミアム物件(マンション)。クローズドゲートで警備員が常駐しているので、簡単に近寄れない荘厳さがあります。
1990年代初期にできた「
ドムス南麻布」「
有栖川ヒルズ」もヴィンテージと呼ぶにふさわしいグレードを装備。さらに南麻布を中心に、元麻布、西麻布、広尾にかけて超高級マンションの代名詞、
ホーマット・シリーズが10件近く集まっています。そこが、麻布・広尾の上質さを物語っているといえるでしょう。