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中古マンション狙い目エリア情報

更新日:2008年12月09日

由緒ある土地、麻布・広尾と松濤の共通点

ハイグレードマンションが多く人気の高い「麻布・広尾」エリアと、かつて「日本のビバリーヒルズ」ともいわれた都内屈指の高級住宅地「松濤」エリアの魅力に迫ります。

ここ数年、六本木ヒルズから始まり、東京ミッドタウン、赤坂サカスに至るまで、「職・住・遊」が融合した新しいビッグプロジェクトに熱い視線が注がれました。六本木や赤坂エリアは、もともとファッションビルや飲食店などの商業施設やオフィスが集積していましたが、さらにインパクトのあるプロジェクトが重なって、注目度はうなぎ登り。こうした時代の先端を行く刺激的な街に住みたいという人も多いでしょう。

そんな派手な動きに隠れ、目立った再開発プロジェクトがなかったにもかかわらず、高級住宅地として不動の人気を誇っているのが「麻布・広尾エリア」です。流行に左右されることなく、成熟した大人から根強い支持を受け続けています。今回は、その理由について考えてみましょう。


同じ都心部でも、土地のグレードに差がある


広尾の駅にほど近い「有栖川宮記念公園」。広い池やせせらぎと滝、起伏に富んだ里山のような雰囲気
広尾の駅にほど近い「有栖川宮記念公園」。広い池やせせらぎと滝、起伏に富んだ里山のような雰囲気。
ガイド自身が、都心部を中心に永く不動産仲介に携わり、数多くの現場を見てきた中で感じることは、高額物件が集まる都心部にも、土地ごとにグレードの違いがあるということです。価格相場だけでは表現することが難しい「地域の格付け」とでもいうのでしょうか。やや専門的な用語では「地ぐらい」ともいいます。

たとえば商業地であれば、土地の容積率が高く、高度な利用が可能なことから、高層マンションやビルが建ち並び、高密度な街並みが形成されています。しかし、こうした商業性の強いエリアは、一般的に「地ぐらい」が高いとは言えないケースが多いです。

むしろ、「地ぐらい」が高いと評されるエリアは、街区内に商業施設が入り込まない落ち着いた街並みで、緑豊かな一戸建て主体の低層住宅エリアのほうが、グレードの高さが伝わってきます。独特の空気感、風格が漂っているといってもいいでしょう。こうしたエリアには、治安の良さを重視する在外公館(大使館など)が建っているケースも多いです。また、駅から離れた高台にあるのが一般的で、著名な医療機関有名私立学校やインターナショナル・スクールなどの教育機関に近いことが交通利便性よりも重視される傾向にあります。

一概には言えませんが、居住者層にも微妙に違いがあるようです。同じ富裕層でも、いわゆる新興企業などで短期間に富を築いたニューリッチ層より、昔からの資産家やエスタブリッシュメント(社会的権威のある階層)が邸宅を構えているエリアのほうが、「地ぐらい」が高いといえるかもしれません。
こうした条件を備えているのが、「麻布・広尾エリア」であると言えます。

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この記事の担当ガイド

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三浦 康之

不動産業界歴19年のベテランガイドが、中古マンション購入のノウハウを伝授します。

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