物件、現地見学では
できるだけ具体的なイメージを持つことが大事
 |
| 現地、物件を下見する時にはぼーっと見ていないで、自分の生活を具体的に想像するのがコツ |
家を買う、借りるときには現地、モデルルームなどを見学するのが一般的。その場合、自分の生活に合っているかどうかを確認するためには、実際の自分の持ち物や生活をその場でイメージしてみるのが有効です。例えば、クロゼットの容量を見るのであれば、自分の持っているスーツやコートの量を思い出し、すべてが入るかどうか、一番長いコートを掛けても裾が床に着かないかどうかなどを具体的に考えてみるというようなやり方です。
  |
| 右は著者自らが選んだベスト13作がまとめられた特別版、左は個人的に大好きな作品が入った1冊 |
しかし、それでイメージしにくいのは安全面。多くの人は襲われたり、襲ったりといった経験はしたことがないはずですから、どんな場所が狙われやすいか、死角とはどのようなものかなど、頭の中で具体化するのが難しいのです。そこで、参考にして欲しいのがスパイ映画やスパイ小説など、人を襲う、狙うあるいは襲われる、狙われる場面の多いノンフィクションです。中でも手軽に手に入り、イメージしやすい点でお勧めは「ゴルゴ13」です。私には個人的に好きな漫画のひとつです。
男性ならご存知の方も多いでしょう。この漫画はゴルゴ13と呼ばれる超凄腕のスナイパーが主人公。複数の語学に通じ、様々な武器、毒薬、医学などに信じられないほど、幅広い知識を持つスーパーヒーローです。とはいえ、彼もまた狙われたり、襲われたりすることがあります。そんな場面を見てみると、狙われやすい、危ない場所が見えてきます。
ゴルゴ13が襲われる場所は
誰にとっても危ない
 |
| 写真は山手線の高架下。昼間は飲食店などもあり、意外に人通りがあるが、夜間は無人 |
例えば、高架下。一人歩くゴルゴ13の背後にヒットマンが近づき、狙撃というシーンがあります。トンネル状になった高架下にはうずくまった酔っ払いと思しき人がいるだけで、他には誰もいません。通る人もいなければ、トンネルなので周囲から内部が見られることもありません。しかも、電車が通る轟音に紛れて、銃声も悲鳴もごまかせます。人を襲うにはなんとも条件のいい場所というわけです。
 |
| 公園も高架下同様、昼間は利用者が多く、賑やかだが夜間は無人になる上、植栽、ベンチなど隠れる場所も多い |
あるいは大きな公園。ゴルゴ13は車でそこに連れて行かれ、車内に閉じ込められた挙句、毒ガスを噴射されるのですが、何しろ夜間の、しかも大きな公園です。怒鳴ろうが、銃を発射しようが周囲に人がいませんから、誰も気がついてくれはしません。幸い、ゴルゴ13は10分間!も息を止め、無事に生還するのですが、普通の人だったら敵の意図通りの結末になっていたはずです。
 |
| 工事現場では人目がない上に、昼間は音がうるさいなどの問題も |
似たような場所としては地下も含め、大きな駐車場や夜中の遊園地(これは実人生ではあり得そうにありませんが)、倉庫、工事中の現場、大きな空き地などもあり、人目がない上に、悲鳴が聞こえない、助けが来てくれそうにない場所がヤバイということが分かります。私たちの身の回りではこのほか、大きな寺社や工場なども危険地域。特に夜間無人になるようなエリアは近づかないほうが安全です。
 |
| 見通しの聞かない路地は防災上も危険な場所。狭い路地に放置自転車などがあれば危険は倍増する |
都心部でも人通りの少ない路地は危ない場所。特に左右に建物が迫っている一本道で逃げ場がないケースは最悪です。ちなみに、そうした場所で後ろから人が来た場合、単に歩いているのか、あなたを意識して歩いてきているのかを判別するのは足音。自分で試してみればよく分かりますが、誰かを尾行してみるとなぜか、前の人と歩調が一致してしまうもの。背後の人の足音が自分と重なっていたら、注意が必要です。
次はゴルゴ13の狙撃ポイントをチェックです。