紅白歌合戦のマーケティング効果とは?
紅白歌合戦はその視聴率はかつてほどの数字は記録していないといえども、日本の大晦日を代表する番組であり、その注目度は他の番組の比ではありません。11月下旬に出場歌手が発表されると、特に初登場の歌手には注目が集まり、様々なメディアで紹介されるようになります。
通常、新曲のためにテレビCMを流すことは余程大物の歌手でなければ難しいために、この紅白歌合戦出場を決めたことによるメディア露出は広告費に換算すると軽く億単位は超えていると推測されます。
ビジネスにおいていくらいい商品やサービスを提供しても、自然にヒット商品となることは稀です。やはり、綿密なマーケティング戦略を練って、商品やサービスの良さを多くの人に認知してもらい、購入に繋げていかなければ大ヒットなど望むべくもないのが現状と言えます。
この観点から、全国民の注目を浴びる紅白歌合戦に登場するという触れ込みでマスメディアに取り上げられることは、これまで歌を知らなかった人達に興味を持ってもらうという意味で非常に大きなプロモーションの役割を果たします。
事実ここ最近、紅白に出場することによって爆発的なセールスを記録した曲が数々存在します。たとえば、2002年に初登場を決めた中島みゆきさんの「地上の星」。この曲はNHKのプロジェクトXの主題歌として使われ2000年7月発売以降ロングセラーを記録していた曲ですが、紅白歌合戦で中島さんが歌ってから売上が急増。2003年1月には発売から2年以上経過してオリコンチャートのNo.1に輝くという偉業を達成しました。
紅白歌合戦で曲を披露することにより大ヒットを記録した曲はまだまだあります。次ページではこれまでの紅白歌合戦効果でヒットした曲と今年注目の曲を紹介します!
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